昨日(1/21)はリーガロイヤルホテル小倉で『小倉内科医会実地医家講演会』が開催されました。
今回は小倉内科医会の学術担当「たまき腎クリニック」院長玉置清志先生からの【浮腫(むくみ)を診よう〜慢性腎臓病の鑑別診断】というご講演、特別講演に九州大学大学院病態機能内科学講師である升谷耕介先生から【高齢者と腎臓病】のご講演をいただきました。
このお二方は師弟関係のようで、玉置先生からは日常臨床で多く遭遇する浮腫みの性状などの診方よりどういった浮腫みなのかという非常に臨床に則したご講演をいただきました。
升谷先生からは各腎臓病、特にネフローゼ症候群などの原因疾患群などを年代別や、病理学的に詳しくご講演頂き、現在の九州大学の先端医療を垣間見た感じが致しました。
両先生も病理畑ということもあり、病態生理学に長けており、我々実地医家では見落としがちな貴重なアドバイスをいただいたと思います。
浮腫みは本当に臨床の現場ではよく遭遇し、私の範疇である肝疾患でも多く診られるもので、改めて浮腫みの基礎的なところからの勉強になりました。
玉置先生、升谷先生ありがとうございました。
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