昨日(3/18)は糖尿病領域WEB講演会で、糖尿病専門医が“糖尿病コーチング”という手法で患者さんとの信頼関係を築く『〜患者のやる気と元気を引き出す会話術〜』という講演を聴きました。
当初「糖尿病コーチング」とは何か勉強不足で分かりませんでしたが、要は患者さんたちとのコミュニケーションが医療者(特に医師)から患者さんへの一方通行ではなく、双方向でのコミュニケーションが重要ということを云われてたようです。
内容としては、その双方向のコミュニティを如何にとるかや、人間(患者さん)には幾つかのタイプがあり、そのタイプ別にコミュニティの取り方などのお話でした。
現在の医療コミュニティでは至極当然のことだと思われますし、これは別に糖尿病患者さんだけへのことでもないと思われます。
我々医療者が一方的な高圧的な医療を行うということは、現在では有り得ないとも思います。
というより、こういった患者さんとの良好なコミュニケーションとる手法の一つに、この“コーチング”というものがあるということでしたが、コーチング???って「指導」とか「指南」etcという意ですよね。
これって無茶苦茶上から目線っていう気がしないでもないのは私だけでしょうか?
何も意識して患者さん目線でとか、優しい口調でとか、するのどうでしょうか。
自然体の診療の中で患者さんとのコミュニケーションがはかれれば良いのではと思います。
少し偏屈な感想となりましたが、ご講演は面白かったと思います。
ありがとうございました。