昨日(9/20)は北九州市立商工貿易会館で市医師会主催の『平成28年度胃がん検診(内視鏡検査)精度管理研修会』が開催されました。
北九州市でもこの10月より“胃がん”検診に胃内視鏡検査導入となりました。
したがって、この胃がん検診で胃内視鏡検査可能な施設が参集しての研修会です。
今回は北九州市としては初めての試みでもあり、今一度市保険局からの今回の胃がん内視鏡検診のシステム等の説明がありましたが、「検診に来られた方で胃潰瘍が見つかったらどう対応するのか」、「ピロリ菌の迅速検査は同時にできるのか」、「処方が必要となったときの対応はどうしたらいいのか」などなどの質問等もあり、まだまだ試行錯誤の感もあり、しっかり体制が整っていくのは半年後の来春くらいではと感じました。
とはいっても、私も“胃がん”検診で胃内視鏡導入派だったので、やっとの導入と感じた次第です。
福岡市を始め“胃内視鏡”導入自治体では、従来の胃X線検診に比し格段に胃がん指摘確率の向上があります。
まだ当面市でもバタバタするかと思いますが、市民にとっては非常に良い検診導入だと思いますので、今現在は50歳以上に対象はなってますが、いずれは40歳代への拡大も視野に入れて欲しい期待があります。
ちなみにこの検診に合わせた(?❢)というわけではありませんが、クリニックではこの10月より新しい最新の胃内視鏡機器導入の予定としてます。更なる精度向上が期待できると思います。
以上、余談でした。(*´∀`*)