北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。
〜・〜小倉内科医会実地医家講演会〜・〜
先日の7/13木曜日にリーガロイヤルホテル小倉で東邦大学医療センター佐倉病院糖尿病内分泌代謝センター教授瀧野一郎先生による「EPA/DHAと生活習慣病〜ω3系多価不飽和脂肪酸による脂質・免疫・炎症への影響〜」の講演会が小倉内科医会実地医家講演会として開催されました。
何か小難しい演題と思われるかもしれませんが、EPA=エイコサペンタエン酸、DHA=ドコサヘキサエン酸で、お聞き覚えのある方もいるかもしれません。
要はこれらEPA/DHAは“魚油”とよばれる魚から採取される脂肪油で、魚油はパルミチン酸が主とした成分ですが、そこにEPAやDHAなどのω(オメガ)3脂肪酸である高度不飽和脂肪酸もあり、これらが様々体内で有用な働きがあり、それが脂質代謝であったり、免疫に関わったり、(抗)炎症であったりということです。
で結果、心血管ベントの減少にも関わっているというものでした。
と雑駁にはそうなのですが、詳細はちょっと小難しくなるのですが。(^o^;)
で、今回演者の瀧野教授も申しておりましたが、小難しいことはさておきまずは充分な魚油の摂取が前提ということです。
近年魚油の摂取量は我が国の食事摂取基準に照らし合わせても、中高年でさえ目標摂取量の50〜60%程度で、若年者に至っては20%前後と程遠い摂取量となってます。
そういった意味では、今後も脳卒中や心筋梗塞などまだまだ減少の要素はないどころか、若年化を呈すのではと危惧されます。
もっと“日本人は魚を食べよ”ということだと思います。
先日もマスコミで日本のサンマの漁獲量が80年台ピークに減少の一途で、近年では台湾や中国などからサンマを先取りされる状況を相まって、政府はサンマの漁獲量の国別制限を設けようと提案してるようで、その提案も我が国の漁獲量24万トンと現在の11万トンの倍以上を目標としてるようです。
これには対象国も納得は行かないまでも、前述の如くもっと80年台前半までの日本のようにもっと魚の摂取をしなければということでもあると思います。
今回の講演を通じ、改めて思って次第です。( ^^) _旦~~

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