北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

保険診療Insurance medical examination

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一般内科

ちょっとした身体の変化に耳を傾けることが大病を未然に防ぐことになります。家には体温計を常備しておいて、あれ?と思ったらまず熱を測ってください。
風邪は万病のもとと申しますが、たとえただの風邪だったとしても、ある程度すすんでしまった症状を薬で抑えるのは難しいです。
怪しいなと思った時点でいらしていただくことが大切です。

熱発

風邪(症候群)

胸痛

腹痛

全身倦怠感

体重減少

めまい

嘔気(吐)

胸焼け

食思不振

など症状症候での診療科。

また、症状症候以外で、高血圧・糖尿病・動脈硬化等々の生活習慣病も診療しております。

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消化器内科

消化器内科では上部、下部消化管、肝臓、胆道および膵臓疾患の診療を行っています。
食べ物の消化、吸収、代謝そして排泄に働く、口から肛門までの消化管と肝臓・胆のう・膵臓などの悩みや病気を持つ方のお役に立ちます。
その原因には機能不全のほか、感染症や免疫異常、内分泌異常、がんなどさまざまありますのでしっかり調べて適切に治療しましょう。

腹痛

嘔吐・下痢・便秘  
などの消化器症状疾患

食道・胃十二指腸・
小腸大腸疾患   

肝臓・胆嚢・膵臓関係疾患
など臓器別疾患     

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最新C型慢性肝炎治療

• C型慢性肝炎の治療は、1992年インターフェロン(以下、IFN)治療開始以来、2001年にはペグインターフェロン(以下、Peg-IFN)/リバビリン(以下、RBV)併用療法、2011年には直接作用型抗ウイルス薬(以下、DAA:DirectActingantiviral agent)+Peg-IFN/RBV併用療法を経緯経て、2014年にIFNフリー製剤のDAA治療と劇的な変遷を遂げてきました。
• 現在ではC型慢性肝炎治療ガイドライン上もウイルス1型—2型ともDAA製剤のIFNフリー経口薬が第一選択となってきている状況です。
• 以上を踏まえて、今回クリニックHPでもC型慢性肝炎の治療指針を掲載いたしました。
ご参考にされていただければ幸いです。(平成28年5月7日、付)

DAA(経口直接作用型抗ウイルス薬:Direct-Acting Antiviral agent)の種類
• DAA製剤:C型肝炎ウイルス(HCV)の標的蛋白を直接阻害する経口直接作用型抗ウイルス薬。
• NS3/4Aプロテアーゼ阻害薬:セリンプロテアーゼの立体構造をもとに設計された薬剤であり、セリンプロテアーゼの機能を阻害することでウイルスの複製を阻害する。(非 環状構造ー環状(分岐)構造とある)
⇒非環状構造薬:テラビック(TVR)
環状(分岐)構造:ソブリアード(SMV)、バニヘップ(VAN)、スンベプラ(ASV)、パリタプレビル(PTV)・・第2世代NS3/4Aプロテアーゼ阻害薬
• NS5A阻害薬:NS5A蛋白を含むHCV複製複合体に作用し、最終的にNS5BポリメラーゼによりHCV-RNA複製を阻害する。
ダルクインザ(DCV)、レジパスビル(LDV)、オムビタスビル(OBV)
• NS5Bポリメラーゼ阻害薬:HCV-RNAポリメラーゼを阻害することで抗ウイルス作用発揮。(核酸型ー非核酸型とある)
ソホスブビル(SOF)
DAA治療前に評価すべき項目
• 肝繊維化進行度(ステージ)
⇒肝生検(侵襲的検査)非侵襲的検査(血清学的診断マーカー)
Mac-2結合蛋白(Mac-2binding protein:M2BP)・・・保険可。
・・・肝線維化進行度加え、SVR後の肝発癌予測因子にも有用。ほか、ヒアルロン酸、Ⅳ型コラーゲン7S、Ⅲ型プロコラーゲンN末端ペプチド(PⅢP)
エストグラフィ(画像診断)
超音波エストグラフィ(Fibroscan)・・・保険可
音波放射力積(ARFI)、エストグラフィ、Virtual Touch Quantification(VTQ)
治療選択のために測定すべき項目
⇒HCVセログループ(HCVセロタイプ)、HCV-RNA量、薬剤耐性、肝癌合併の有無、体重測定
安全確保のために評価すべき項目
⇒肝予備能、腎機能、貧血、妊娠・授乳の有無&避妊指導、併存疾患の確認、併用薬剤、HIV感染有無
DAA治療効果の判定/ウイルス消失後のフォローアップ
• C型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法の効果判定
⇒治療期間中4週毎にHCV-RNA定量検査、および肝機能検査など施行し判定。
※SVR12(SVR12=治療終了後12週時点でHCV-RNA陰性化持続)は、高率にSVR24得られる。
• SVR後の検査間隔と継続期間・・・※SVR(Sustained Virological Response:ウイルス学的著効達成)
⇒ハイリスク群と超ハイリスク群に郡別。
ハイリスク群:肝炎、肝硬変など・・・6ヶ月ごとの腫瘍マーカー検査+超音波検査。
超ハイリスク群:肝癌既往ありなど・・・3〜4ヶ月毎の腫瘍マーカー検査+超音波検査。(CT/MRI検査等加わることも)
• SVR後高発がんリスク
⇒高齢(≧66歳)、肝線維化進展例(血小板数<15万)、男性、に加え、SVR後もALT値低下ない、AFP高値、飲酒、肝脂肪化、糖尿病合併、etc

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