昨日(9/18)パークサイドビルに於いて『北九州ブロック肺がん検診読影従事者講習会』があり、ミニレクチャーとして製鉄記念八幡病院呼吸器内科中垣憲明先生より「非小細胞肺がん化学療法最近のトピックス」があり、特別講演で広島大学大学院放射線腫瘍学の永田靖教授より「肺癌に対する体幹部定位照射の現状」ということでご講演いただきました。
ミニレクチャーでは、非小細胞肺がんは非常に予後的にも厳しい癌でありますが、それでも現在比較的奏功率もある、脳転移へも有効性も認められてる化学療法の症例を通じてのお話で、特別講演の永田教授は体幹部定位照射ではわが国で草分け的な先生で定位照射の歴史から変遷、現在の現況等お話していただき、化学療法にしても、定位照射治療にしても、現在の肺がんの治療環境がどうなのかという一片を感じさせていただいた講習会でした。
クリニックでも年間必ず肺がんの患者さんがおられます。
そういった意味でも現在の肺がんの治療環境がどうなのかも情報得ることは重要ですし、そういった情報を患者さんへのフィードバックができればと思った次第です。