昨日(11/4)TKP小倉シティセンターで、北九州市医師会の予防接種研修会が開催されました。
冒頭、今回のインフルエンザで出荷調整となっていた「化血研」から、今回の経緯についての説明と謝罪がありました。
本題の予防接種研修会は、福岡市立心身障がい福祉センターセンター長宮崎千明先生からの『予防接種の最新情報』ということで、昨年から今年にかけての予防接種の動向や、日本と海外でのワクチン接種状況、また個別には、麻疹や風疹対策、ロタウイルスワクチンと腸重積、HPV(子宮頸がん)ワクチンの現状、B型肝炎、日本脳炎、BCG、DPT-IPV、インフルエンザ等々それぞれの現状と対策。
ヒアリハット的な予防接種事故に、新しいワクチンの接種方式等々のお話がありました。
中でも、ワクチン情勢では日本はまだまだワクチン接種に関しては後進国であるということや、風疹に関する特定感染症予防指針で東京オリンピックまでに風疹を廃絶目標、近年ロタウイルスは春先へのピークの移行傾向、肺炎球菌ワクチン(B型肝炎ワクチン)の定期化、4価結合型髄膜炎菌ワクチン等々に、今年のインフルエンザワクチンなど、本題通りの“予防接種の最新情報”をお教えいただきました。
予防接種全般に加え、接種法での皮下注と筋注についてなど、教科書にはない勉強をさせていただき、ありがとうございました。