昨日(11/12)は、『第92回肝腫瘍研究会』がアルモニーサンクで開催されました。
今回は2演題とも“診断に苦慮した”という共通点があり、それぞれの施設でどういった難渋症例かと期待持っての参加でした。
今回は演者が研修医ということもあり、十分なプレゼンテーションがなされず、座長も進行に難渋(?)してた感もありました。
確かに肝臓以外に原発巣らしき病変があり、肝臓の病変が転移性なのか、肝原発なのか、や、肝炎ウイルスの評価や、はたまた糖尿病等あればNASH(ナッシュ)や、繊維化マーカーなどはどうか、など多方面で症例の検討がいると思われますが、研修医、もしくはそれに近い先生だと難しいところもあり、やはり上級医の同席も重要だと思いました。
ましてやこの肝腫瘍研究会は、会も古く、北九州での肝臓に関しての強面( ; _ ; )/~~~の重鎮揃いで、病理組織検討まで行う研究会はそうないので、ベテランの先生でも多少の緊張はある会ですが、今回は以上の内容で意外と柔和な雰囲気で会も進行し、たまにはこういった流れの会もいいのかなと感じた次第です。