昨日(2/1)は小倉医師会館で『平成27年度北九州ブロック医師会生涯教育講座・第2回医療安全対策研修会』でした。
医師をはじめ他職種と多くの参加でした。
内容は今回医療事故中心の話題で、「診療所におけるインシデント・アクシデント調査について」、「医療事故調査制度と関連諸制度について」とありました。
医療事故は近年上昇の圧力があり右肩上がりで件数の上昇があり、昨年は件数確認開始以来最も件数が多かったらしく、本年も先月1月1ヶ月の単月だけでも、多かった昨年を件数超えてるといった状況のようです。
私のクリニックでも“ヒアリ・ハット”があり、毎月の医療問題研究会でも最近事案件数が増えてる感があります。
多くはコミュニケーション・エラーだと思いますが、中には基本的なおろそかでの事故というのもあります。
1行為1確認は当然ですが、そこにダブルチェック、トリプルチェックを構築し防いでいくしかないと思います。
所詮、人の行うことですので、ミスを前提に診療行為を行っていかなければと思います。
昨年10月医療事故調査委員会ができましたが、まずは他人事と思わず、我々開業医のフンドシを締めてということでしょうか。