北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

〜・〜・新規C型慢性肝炎経口薬北九州市発売記念講演会・〜・〜

昨日(2/4)C型慢性肝炎新規治療薬である「ヴィキラックス」の北九州市発売記念講演会がリーガロイヤルホテル小倉で開催されました。

一昨年の7月にIFN(インターフェロン)フリーの経口治療薬の国内販売開始以来4剤目の薬剤です。

C型慢性肝炎は1989年にHCV発見以来、19922月にIFN治療が始まり、200410月からはPEG(ペグ)-IFN+リバビリン療法、20119月からPEG(ペグ)-IFN+リバビリン療法に+プロテアーゼ阻害剤加えた3剤併用療法、20147月からIFNフリーの経口剤治療と変遷しております。

特に近年の治療変遷もですが、C型慢性肝炎の治療有効度が飛躍的に伸びており、以前難治と謂れていたC型慢性肝炎の1型の著効率は直近の経口薬ではほぼ100%の治癒率となっており、今まで比較的IFNに有効で治療効果の良かった2型の治癒率と逆転するような良好な成績となってます。

今回の演者である新小倉病院肝臓病センターのセンター長で副院長の野村秀幸先生は北九州地区のみならず、福岡、九州地区を代表する肝臓病治療の第一人者の先生で、いつも私も教えを乞うて頂いてる先生です。

今回も非常にわかりやすくご講演いただき、C型慢性肝炎の治療成績がここまで良好となった今、以前は肝病変の進行は抑制はもちろん、発ガン抑制が治療の主眼になってましたが、今後はここまで治療成績が良くなってくると、健常人と変わらぬQOL(生活と質の向上)を主体とした治療が求めれらると思います。

ただ、IFNフリーの経口剤は非常に薬価(1錠約8万〜6万円)も高く、治療に際しては患者教育も重要となりますので、十分な患者さんの理解を得ながらでの治療が求めらると思います。

座長の産業医科大学第三内科教授原田大先生、野村先生、ありがとうございました。

なお、2/27から本日の紹介薬剤である「ヴィキラックス」CMが女優の高畑淳子さんで行われるようですのでご覧いただき、知人等でまだ治療されてない方がおられましたらご紹介いただければと思います。

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