北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

〜・〜・福岡県内科医会北九州ブロック学術講演会・〜・〜

一昨日(2/6)TKP小倉シティセンターで『福岡県内科医会北九州ブロック学術講演会』が開催されました。

この会は例年念頭に県内開会会長の江頭芳樹先生から「保険診療の動向」のお話があり、今回は今春の診療報酬改定踏まえたお話がありました。

以降は北九州市立医療センター循環器内科主任部長浦部由利先生から「心不全の診断と治療&予防」のご講演があり、心不全の“心不全とは”など基本的な心不全の病態解説があり、心不全の病態にあわせた診断と治療を非常にわかりやすくご講演頂き、予防についてまでお話ししていただきました。

次いで東京慈恵会医科大学の糖尿病・代謝・内分泌内科主任教授宇都宮一典先生より「臓器関連からみた糖尿病合併症の管理」という演題でご講演頂きました。

内容としては糖尿病は“慢性的多臓器不全”と捉え膵臓のランゲルハンス島の機能不全から始まり、インスリン分泌不全に伴うインスリン作用低下に肥満等での内臓脂肪増加での慢性的脂肪性炎症からのホルモン・免疫バランスの崩壊、インスリン抵抗性増加等々で種々の臓器不全をきたすというご講演でした。

近年減塩など食生活の変化で確実に脳出血などの減少や、高血圧患者さんの血圧の良好なコントロールが多く診られるようになったにもかかわらず糖尿病患者さんは増加傾向で、これには肥満が密接に関わっていることから、肥満症からの内臓脂肪増加というのは糖尿病の合併症増悪の引き金になり易いということです。

したがって、我々実地医家も患者さんへの食事指導に伴う体重への指導をもっとしっかり行わねばと感じた次第です。

ご講演ありがとうございました。

医師会ー1 医師会ー2 医師会ー3 TKP小倉シティセンター

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