北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

〜・〜・福岡県内科医会北九州ブロック学術講演会・〜・〜

昨日(3/1)はリーガロイヤルホテル小倉で『福岡県内科医会北九州ブロック学術講演会』が開催されました。

今回は近年出てきた新抗凝固剤NOAC(Novel Oral AntiCoagulants:ノアック)を中心に第1部は「私が今疑問に思うこと:心房細動の脳卒中予防」という演題で公益財団法人心臓血管研究所所長である山下武志先生が、第2部では「脳卒中医が抗凝固療法に求める事」という演題を杏林大学医学部脳卒中医学教室教授である平野照之先生から

ご講演いただきました。

山下先生からは疑問というより今NOAC流行りになってきて、ガイドラインや診断基準にとらわれすぎての診療傾向があるのは如何なものかという疑問からの山下先生持論の心房細動の脳卒中予防のお話展開でした。

2部の平野先生からは脳卒中医の高凝固療法ということで、二次予防的な立場からのお話で、ここではやはり既存のワーファリンよる出血の懸念からNOACの推奨的なお話でした。

両公演とも非常にわかりやくお話していただきました。

特に山下先生の患者さんはアナログで推移しているのにガイドラインや診断基準などデジタルに診て機械的に治療枠にはめ込むことは如何なものか、ということでした。

十分理解もできることなのですが、実地医家ではやはりガイドラインや診断基準に沿っての治療選択になることが往々にしてあり、もし何か起こったらということが懸念されるものですが、患者さんと十分なコンセンサスが取れてればまず良いのではというお話もされてました。

ガイドライン・診断基準も重要ですが、患者さんとの十分な話し合いで納得の上での診療が如何に出来るかだとも思います。

両先生ご講演ありがとうございました。

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