北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

📓〜・院内勉強会・〜📓

本日のクリニック勉強会は、MSDより発売された糖尿病治療薬であるDPP-4阻害剤-Weekly製剤の「患者アンケートからみた内服の服薬状況と潜在的需要」というものでした。

『服薬状況』では、糖尿病の患者さんは、経口血糖降下剤単独の方もおられますが、多くの糖尿病患者さんは高血圧や脂質異常など、加えて肥満という方が多くおられます。

したがって服薬種類も自然と多くなっているのも事実です。

そういった中でキッチリ定常通り服用するということは中々難しいこともあろうかと思います。

特に糖尿病治療薬である経口血糖降下剤は、通常薬のように食後や食前の服用法だけじゃなく、食直前など服用法も様々で、また内服とは違いますがインスリン製剤も超速効型では食事もすぐ可能ですが、速効型ではインスリン打ったあと30分は食事ができないなど、かなりストレスとなるものだと思いますし、こういったことで服薬遵守が難しくなる要因と思われます。

『潜在的要因』は、要はお薬が減らないか、減らしてほしい、と思っいてる患者さんは、ということでの潜在的要因。

で以前投稿もいたしましたが、最近では配合剤というお薬も出てきていますし、如何に患者さんに服用しやすく、また服薬ストレスを軽減目指しての薬剤も徐々に増えつつあるのも事実です。

このことは服薬アドヒアランスということも重要と思われます。

この“アドヒアランス”は先日も投稿いたしましたが、患者さんが主治医と十分にお話をし、ご自分の病気を理解していただき、その上で主治医のすすめる治療方針に同意していただき治療するということが、今の服薬アドヒアランス向上目的となります。

そういった患者さんと主治医との信頼関係で治療がなされなければ、安易に配合錠やweekly製剤用いると、患者さんは薬が減った=病気が治ったと思われ、日々の生活が甘くなり、逆に病状の悪化ということになりかねません。

特に糖尿病患者さんには、食事療法や運動療法など教育的加療も要すことが多く、日々の診療でも診療インタビュー時間も長くなる傾向があります。

効率良い診療目指すのにも患者さんとのアドヒアランス向上は重要と思われます。

以上、我々医療者側も患者さんの服薬状況がどういったものなのか、患者さんのお薬に対する潜在的要因はどうなのか、ということも頭に入れつつ、患者さん各々に応じた診療が求められるのだと思います。

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