北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

〜・〜・胃集検読影従事者講習会・〜・〜

昨日(7/12)平成28年度第1回北九州ブロック胃集検読影従事者講習会が開催されました。

今回の講習会は、胃がん検診がこの4月より胃部X線(バリウム)検査だけでなく、胃内視鏡(胃カメラ)検査も選択できるようになりました。

そこでお隣の福岡市が少し前より胃がん検診に胃内視鏡検査導入されてたので、福岡赤十字病院消化器内科部長の平川克哉先生に『対策型胃がん内視鏡検診の現状と課題』をお話していただきました。

胃がんは50歳代から増加傾向で、今回の胃がん内視鏡検診も基本50歳以上で2年に1回の受診となってるようです。(胃部X線検査=40歳以上で、年1回)

先日クリニックにも医師会より、内視鏡機器や内視鏡経験年数などのアンケート調査があり、着々と準備が勧められているようですが、胃がん内視鏡検診導入にあたって、スクリーニング検査としての内視鏡検査の手順や、ダブルチェック、データ管理等の精度管理体制、偶発症対策の安全管理体制など、対策型検診として整備すべきものも多く、簡単には導入も難しいところもあるようで、市医師会も準備に追われてるといったところのようです。

しかし胃内視鏡検査での胃がん正審率は胃部X線検査に比し高く、また胃部X線検査で二次検診で胃内視鏡検査となる今までの流れを見るとコスト面でも低く抑えられることから費用対効果も期待できると考えられます。

しかしながら、こういった体制で疾患の漏れがないようにとなっても、100%カバーできるものではないことも事実ですし、医療の進歩にともなっての今回の新たな導入と思いますが、だからこそ十分な慎重性を持った検査が求められると思います。

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