北九州市ではこの10月より“胃がん検診”に胃内視鏡検査(胃カメラ)導入となりました。
クリニックでも9/27より最新の経鼻上部消化管内視鏡検査機器を導入・本格稼働いたしました。
今回の内視鏡導入機器は、FUJIFILM社製のレーザー光源搭載『LASEREO』で、この機器はレーザー光源搭載した最新機器で、通常観察に加え2種類のレーザー光で発光強度切り替えができ、胃の血管や胃の表面構造など観察可能なBLI(Blue LASER Imaging)と、色の拡張・縮小を行い、胃粘膜の微妙な色の違いを強調して胃の炎症診断サポートするLCI(Linked Color Imaging)での胃内観察診断が可能となります。
また、従来の機能である分光画像処理による胃の正常粘膜と病変の微細な色調変化を視るFICE(Flexible spectral Imaging Color Enhancement)ももちろん搭載されてます。
今回の機器で、色素散布含めて更なる診断力向上が期待できると思われますので、より一層の患者さんへの医療提供が可能となったと思います。
今後もさらなる研鑽を積みつつ、“胃がん検診”へ取り組みたいと思います。