昨日(10/5)平成28年度第1回主治医意見書記載研修会が市立商工貿易会館で開催されました。
介護保険では“要介護”認定の流れとして、まず市町村に申請をし、市の職員などから訪問・聞き取り調査がおこなわれ、市町村の依頼でかかりつけ医が“主治医意見書”を作成します。
その後、認定調査結果や、主治医意見書に基づくコンピュータによる一次判定結果、主治医意見書に基づく介護認定審査会による二次判定を経て、市町村が要介護度を判定するといった流れです。
この中でやはり主治医意見書がかなりの影響力を持っているので、より正確に意見書作成をしなくてはなりません。
その為今回のような研修会が“かかりつけ医”として受講の義務化がされてます。
この研修会では、主治医意見書記載の留意点の説明確認が行われるのですが、今回も申請者の心身の状態、ケアに係る手間など具体手に記載をなどの注意点がありました。
次いで今回は熊本県の玉名地区で地域で“たまな在宅ネットワーク”を構築し、ネットワークの協力医療機関との助け合いを行いながら在宅ケアを推進している安成医院の安成英文先生のご講演でしたが、本研修会はこういった各地域での高齢者対策に邁進しているケース紹介などを講習として行ってます。
今回の講演を拝聴し、熊本では以前より市内では基幹病院4病院がネットワークをとり救急医療などチーム医療を市民に提供したり、認知症でも全国に先駆けての“熊本モデル”構築したりと非常に病病診診連携が取れてる地域だと改めて感じた次第です。
ご講演ありがとうございました。