北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

〜・〜小倉内科医会実地医家シリーズ〜・〜

昨日(10/12)は小倉内科医会実地医家講演会が、リーガロイヤルホテル小倉で開催されました。

今回は周辺基幹病院の一つである新小倉病院のリウマチ科部長の塚本浩先生より『外来で出来るリウマチ・膠原病』ご講演で、まず皮膚症状などリウマチ・膠原病の特異的な諸症状の概論的なお話から、各疾患の各論へとご講演がありました。 ただ、リウマチ・膠原病等の周辺諸症状も、この病気にこの症状という特有のものは少なく、やはり拡い視野で診ていかなければならないということのようでした。

各論も、リウマチなど診断で抗CCP抗体など比較的特異度の高い検査はあるのですが、抗核抗体など陰性の膠原病等もあり、ひとことで“リウマチ・膠原病”といっても、関節リウマチはじめ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、多発筋炎皮膚筋炎、結節性多発動脈炎、高安動脈炎、強直性脊椎炎、リウマチ性多発筋痛症、ベーチェット病、変形性関節症などなどまだ多数に及び、また厚労省指定の難病指定もこの分野では多くあり、一般診療ではなかなか診断同定は難しいものがあり、また専門医への紹介もどのあたりで紹介かなど今回の講演でも非常に悩ましい感は否めませんでした。

今回のご講演でリウマチ・膠原病では、多少実地医家において患者さんの訴えで、単なる腰痛症や関節炎という枠だけで捉えないことの重要性をお教えいただいたような気が致しました。

ご講演ありがとうございました。

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