北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

〜・〜ハーボニー発売1周年記念講演会〜・〜

昨日(10/27)リーガロイヤルホテル小倉でギリアド・サイエンシズ社のC型慢性肝炎治療薬である“ハーボニー配合錠”の発売1周年記念講演会が開催されました。

講演会は一般演題として産業医科大学歳3内科教授の原田大先生座長のもと、同第3内科助教の本間雄一先生から「実臨床下におけるソホスビルベースレジメンの有用性」、また北九州市立医療センター内科部長河野聡先生から「DAA治療における肝予備能改善効果の検討」、新小倉病院肝臓内科部長山下信行先生からは「DAA製剤におけるQOLの改善」というご講演をいただきました。

特別講演では新小倉病院副院長で肝臓病センター長の野村秀幸先生座長で、大阪労災病院副院長の平松直樹先生から「SVR100%時代のC型肝炎診療今、医師に求められることー」というご講演を拝聴させていただきました。

特別講演座長の野村先生はじめ、今回一般演題にご登壇頂いた先生方は非常に平素からお世話になってる先生方で、特別講演の平松先生に於かれましては国内でも肝炎治療では牽引車的立場の先生です。

各ご講演も一見して何の脈絡もないようですが、実は特別講演の演題名が全てで、要は現在インターフェロンフリーの経口内服薬が出てきて以来、C型慢性肝炎に関してはほぼ100%近くのSVR=著効率となってきてます。

ということは、以前のように著効率が304050%だといわれてたときは、治療しても治る・治らないで、治らなかった患者さんには再投与や少量長期投与、はたまた次世代の新薬を待つなどがあったのですが、今では100%近く治癒が見込められるという時代で、我々医療者がどう患者さんに向き合うか、ということを今回の一般・特別講演で示されてました。

非常に重要なことであり、これだけ著効率が向上してきたということは、まだまだ潜在的に150万人とも200万人ともいわれるC型慢性肝炎患者さんの拾い上げをいかにしていくか、十分な管理のもと治療して頂き、治療後もいかなる生活指導要すか、発癌に対しどういった管理要すか、などが今後我々に求められることでもあると思います。

治療も簡単になり、副作用も殆ど無い、これは患者さんにとって非常に有用性の高い治療となってきて、実地医家が十分な基幹病院との連携のもとしっかりとした治療管理体制が求められると感じた次第です。

多くのご講演、ありがとうございました。

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