北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

〜・〜肝がん高リスク遺伝子型特定〜・〜

昨日2月7日の新聞記事です。
肝がんの発癌遺伝子型が特定出来たという記事です。
クリニックでも多くのC型慢性肝炎患者さんの治療をしてますが、インターフェロン治療の時代から、現在の経口薬までC型慢性肝炎治療は劇的な変遷をとり、今では100%とはいいませんが100%近くまで治療可能となってます。
が、発癌に関してインターフェロン時代もでしたが、経口薬が治療の主手段となった今でも、治療している側からの課題でもありました。
ましてや経口薬はまだ歴史も浅く、長期経過観察が十分でない今は“発がん”に対して未知なるものがあります。
したがって、治療後も今までこまめな検査など必要でしたが、遺伝子レベルである程度発がんリスクが推定できれば、より患者さんに対して有益な検査計画が今まで以上に可能になる事も期待出来ると思われます。
ひいては医療費の削減にも繋がるのではないかとも考えます。
こういったことは非常に良い情報でもあり、実際の患者さんにとっては朗報だと思いますが、この検査が今後どのようなかたちで可能なのか。
例えば、保健適応になるのか、治療後の患者さんにのみ適応があるのかなどなど。
まだまだ市販化されるのにはいくつかの問題もあると思われますが、こういった患者さんへのより良い情報というのは、我々実地医科の医療従事者も、診療科問わず情報にアンテナを張って、医療従事者同士も情報を共有し、患者さんへの還元が重要だと思います。
今後もこういった患者さんへの有益な医療情報を提供出来ればと思います。

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