北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

〜・〜・糖尿病治療Round Table Meetnig・〜・〜

先日の2/11に広島で西日本中心に行われた糖尿病の講演会「Round Table Meetnig—糖尿病治療について考えるー」がグランドプリンス広島で開催されました。

今回の講演会趣旨は一昨年来より発売されてるDPP4阻害薬の週1回製剤(weekly製剤)で、今後どういった患者さん、もしくはどういった場面で有用性があるかといった内容を、講演プラスdiscussion形式で行われました。

参加者も西日本全域といいましても約25名程度のsmallgroup形式で、分科会では更に2グループに分かれて行われました。

現在既存の経口血糖降下薬に、インクレチン製剤であるDPP4阻害剤、SGLT2阻害薬というインスリンを介さないで直接腎臓に働いて糖を尿中に排泄し血糖を下げるといった薬剤、またこれもインクレチン関連製剤であるGLP—1製剤に、各種配合剤など様々な糖尿病治療薬が発売されてます。

治療の有効性も高く、全国的にも平均でHb-A1cも7%弱までの良好なコントロールとなっているようですが、そういったなか糖尿病患者さんは確実に増加傾向でもあり、また、糖尿病患者さんの死因トップが“癌死”、次いで“感染症”に“血管障害”と、以前は“血管障害”が断トツでしたが、様変わりしているのも確かのようです。

こういった情勢の中、如何に質の高い糖尿病治療においてこの週1回製剤はどのような使い方をするのがいいかなどの検討がなされました。

今回の検討がもちろん全てではないですし、まだまだ検討の余地もあるでしょうし、様々いろんな場で議論も要すと思われますが、今回の週1回生剤のみならず、既存のインスリン製剤含めた糖尿病薬の使用法に関し、今後もこういった検討の場が必要かと思われます。

また、前述の如く糖尿病患者さんの生命予後にも変化が見られてきている事実、以外にも認知症リスクなど現在では糖尿病は諸悪の根源のようないわれ方もされてきてる昨今、既存の糖尿病患者さんはもちろん糖尿病予備群といわれる患者さんを如何に早期に治療介入が出来るかも今後の問題点だとも思われます。

今回は各先生方の糖尿病患者さんへの独自の取り組みや、治療薬の使用に関し様々な意見が聞かれ、非常に参考になったことも多く、今後のクリニックでの糖尿病患者さんへの取り組みの一助になったと思います。

ご講演いただいた先生方、ご参加頂いた先生方、お疲れ様でした。ありがとうございました。

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