北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

ハートリスク研究会

昨日リーガロイヤルホテル小倉で『ハートリスク研究会』に参加しました。
テーマは“末梢動脈疾患(PAD)の最新治療”と“心血管疾患と糖尿病治療”ですが、PADに関してはステントの発達でかなり治療成績があがってきてる期待の講演でした。
ただ、PAD有する患者の50%は冠動脈疾患有し予後不良というのはショッキングでした。
(PADの患者さんの年齢層が冠動脈疾患の患者さんより多少高いことや、PAD疾患は大中血管に発症するため、大中血管に動脈硬化性変化が出来る頃は小血管の冠動脈には既に病変があるが、下肢の痛み等で運動量も低いため心筋虚血発作等が起きにくいこともあり、以上のような事で予後不良と思われる。)20140828115522.JPG
因みに、冠動脈疾患有する患者は25%がPAD有するということでした。
心血管に対する糖尿病からの影響では、糖尿病の代表的合併症である血管障害に加え、糖毒性や脂肪毒性、ミトコンドリア障害などからの心筋障害からの所謂糖尿病性心筋症からの心不全などあり、しっかりした糖尿病治療が肝心と改めて思った次第です。
明日からの糖尿病患者さんに、こういったことも頭に入れて指導したいと思います。20140828115556.JPG

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