昨日の6/14ホテルニュータガワで糖尿病領域WEB講演会が開催されました。
今回は今糖尿病学会等でも注目されてる『番度チャート』で有名な福井県済生会病院内科部長の番度行弘先生のご講演でした。
番度チャートとは番度先生の糖尿病専門医としての長い治療経験に基づき、今糖尿病治療で最も頻用されているDPP-4阻害薬に、経口血糖降下薬では一番新しい新薬のSGLT2阻害薬、そして最近再注目されてる経口血糖降下剤でビグアナイド系薬剤であるメトホルミン等々のそれぞれの薬剤特性を鑑み、患者さんお体重に着目して考案された治療アナログを構築したのが番度チャートです。
非常にクリアカットな理解のしやすい、また患者さんへも優しい、実地医家に即したもので、私も少しずつ実践させていただいてますが、今回の先生のお話で更に納得といった次第です。
また患者さんのライフスタイルに合った処方の仕方として“二点配置法”と“一極集中法”というご紹介がありました。
私も平素よりただ薬を杓子定規に処方するのではなく、例えば一日一回の処方であればその患者さんが一日の内朝昼晩といつが食事量多く摂ってるかなど確認した上で、処方したり致します。
今回私の処方の裏付けにもなったような気が致します。
これからも患者さんへの有益な治療として、導入していきたいと思います。