北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

研修会報告

先日の25日、市商工貿易会館でおこなわれた「平成27年度第1回小倉地区多職種連携研修会・第7回小倉医師会かかりつけ医認知症の会合同研修会」に参加です。
北九州医師会内科医会は、ものわすれ・認知症に関して気軽に相談できる「かかりつけ医」オレンジドクターを医師会の研修等で認定しており、当クリニックもオレンジドクターとして地域の認知症患者さんや、そのご家族等へのアドバイス等行っておりますが、今回の研修会は『認知症ケアの倫理』ということで、今まで認知症の研修会や講演会とは多少毛色の違う勉強会でした。
認知症患者にも人格があり、それを如何に尊重しconsultationするかといった内容でした。
とはいっても認知症の患者さんのどこまで人格を尊重するかは非常に難しく、そこで“倫理的気づき”と“倫理的ジレンンマ”が対立するといったことでした。
細かく記せば長々となるのですが、要は倫理の4原則(自立尊重原則・善行原則・公正原則・無危害原則)に沿っての管理ケアが重要ということらしいです。
なかなか難しい話でありましたが、認知症患者さんといえども、医療を行うにしても、施設入居等にしても、要はしっかりとした“患者さんの知る権利”、“選択する権利”であるインフォームドコンセント(情報公開・理解・自発性・意思能力・同意の5つの構成要素)が重要ということだと思います。
こういったことに関しては、様々ご意見もあろうかと思われますが、今回の研修通じ、こちら(医療・介護者) の都合だけの一方通行的な管理はダメで、認知症といえど患者さんの思い(本心)を探る努力も必要だということだと改めて思いました。
IMG_8316   IMG_8314   IMG_8315   往診車
 

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