北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

講演会参加報告

昨日の2日に「糖尿病と循環器疾患」関係の勉強会に参加です。
今までも糖尿病を中心とした認知症や癌関連など、やはり糖尿病が生活習慣病に起因する疾患の諸悪の根源疾患のような話が最近多い中、今回も糖尿病でコントロールの不良の方、もしくは低血糖症状呈する方、単に糖尿病の患っている方でも、心血管イベントに対するリスクが健常人に比し高いということです。
特に糖尿病のコントロールの指標の一つであるヘモグロビンA1c>8.5%を越えると、細小血管障害や冠血管障害のリスクが急に高まるようです。
こういったことからも、糖尿病には『2013熊本宣言』にあるように血糖コントロール目標を6-7-8⇨ヘモグロビンA1c%未満(血糖正常化を目指す際の指標)、7%未満(合併症予防のための目標)、8%未満(治療強化が必要な際の目標)という血糖コントロールの目標が呈されました。
現在、認知症も非常に社会問題化してますし、これに糖尿病の問題。
現在、透析も糖尿病からの糖尿病性腎症からの腎不全が、通常の腎疾患からの腎不全の患者さんより多くなってるという現実もあり、これらが現場の医療費の増加の要因とも謂われてる面もあります。
以上より、今回は循環器での心血管イベントの絡みの勉強会でありましたが、やはり糖尿病のコントロールが如何に大事か、引いては良好なコントロール目指すことで、様々な合併症予防に帰するか、また近年新たな糖尿病治療薬が種々出てきており、治療する側もされる側もいろいろな治療法の模索も可能になってきてると思うので、患者さん一人一人に合わせたcustomizedされた治療が糖尿病専門医のみならず実地医科での診療でも今後求められると思います。
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