北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

研究会報告

一昨日の7月4日の土曜日に福岡大学メディカルホールにて『第11回福岡PEG研究会』がありました。
今回は、今までPDN(ペグドクターズネットワーク)で謂れてきた『再び食べるための胃瘻』をメインテーマとして、まずは口腔ケア中心に歯科医の立場から特別講演があり、また医師、歯科医、訪問看護師、言語聴覚士でのワークショップでの討論会という形式で開催されました。
一昨年の診療報酬改定で、胃瘻に関し、造設患者の経口摂食が求められるようになったのも契機にはなったと思います。
ただ、では「即食べるための胃瘻」、といって口腔ケアでは如何の斯うのといっても、中々難しいものがあります。
会では、今まで回を重ねて“胃瘻とはなんぞや”、“造設時の注意点・合併症”、“胃瘻の合併症の対応”、“胃瘻管理上の問題点”、“経管栄養剤の選定”、“口腔ケア・チーム医療”などなど様々論議してきた上での、今回の『再び食べるための胃瘻における口腔ケア』としての今回のプログラムでした。
今後は、更に『再び食べるためにはどうしたらいいか』を口腔ケアだけでなく、胃瘻⇨患者の適応条件や認知症患者の胃瘻の是非、再び食べるためリハビリテーション、多職種や地域の医療連携などなど、まだまだ議論しなければならない問題も多々あるのも事実だと思います。
この「福岡PEG研究会」は、来年から「福岡半固形化栄養法研究会」と合同開催されます。
したがって、福岡PEG研究会単独での開催は今回が最後で、以上の案件について今後の合同開催で更なる論議が必要になろうかと思います。
私たち世話人も、今まで以上に協力し、これからの合同開催を盛り上げていきたいと思うところです。
今回も多数の 参加の皆さん、お疲れ様でした。
IMG_8381    IMG_8385  IMG_8388 IMG_8383

インターネット受付可能

アミノ酸解析サービス

院長ブログ

360°院内ギャラリー