北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

フォーラム参加報告

一昨日の719日に六本木アカデミーヒルズ49「タワーホール」で“なでしこフォーラム”の開催がありました。
今また先日の女子サッカーワールドカップでも“なでしこ”の盛り上がりが再燃してきてますが、今回はこの「なでしこフォーラム」⇨ファイザー製薬が女性の「平均寿命=健康寿命」を目指しての〜かかりつけ医での「女性のミカタ(診方)」プロジェクトとして模様されました。
健康寿命=所謂、健康上何も問題がない状態のことですが、要は誰の手も煩わせないということで、最近健康寿命はよく話題にもなってると思います。
こういった中で、では何故健康寿命なのか、平均寿命ではないのかということです。
で、何故女性か⇨平成25年度の厚労省がだしたデータでは、男性平均寿命:80.21歳、健康寿命:71.19歳で、女性平均寿命:86.61歳、健康寿命:74.21歳であり、その差が男性で9.02歳、女性で12.4歳と女性の方が開きがあるということ、また女性では50~60歳代=家族の病気・介護が気になるというのが、70歳代以上では=じぶんの病気・介護が気になるという傾向が強く出ており、実際70歳を境に、70歳まででは介護する方は女性が多いのですが、70歳代以降での介護される方も女性が多いというデータがあります。
本来理想であれば、男女共平均寿命と健康寿命の差がないのが理想ですが、なんらかの形で女性の70歳代以降の健康寿命に問題があり、これらを何とか是正しようという試みでのプロジェクトです。
健康寿命に関わる疾病として、骨粗鬆症や過活動膀胱、脂質異常症、ほか糖尿病や腰痛症、変形性関節症等々がありますが、今回のフォーラムでは骨粗鬆症と過活動膀胱に視点をおいて開かれました。
また、今回の講師には厚労省の健康局がん対策・健康増進課長に、自民党政調会長の稲田朋美衆議院議員が来られご講演を拝聴いたしました。
昨今、生活習慣病は云われて久ですが、最近では健康寿命を平均寿命に如何に近づけるか、これが国を挙げてのプロジェクトと思いますし、我々実地医家がこれら疾病等のゲートキーパーにならなくてはならないと思います。
そういった意味でも、内科だから骨粗鬆は診ない、過活動膀胱は診ない、ではなく糖尿病でも合併症の一つに骨粗鬆があるように、まずは「かかりつけ医」が診ることによって、これらの底上げができると思います。
こういった試みにはこれからも賛同し、クリニックの患者さん方にも有益な医療提供がで知ればと思います。
cf)ちなみに、Photeは六本木ヒルズ49階からの眺望です。
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