北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

九州リバーフォーラム

先日の8/1土曜日に福岡で『第2回九州リバーフォーラム』が開催されました。

今回はヒルトン福岡シーホークで行われ、福岡大学消化器内科教授の向坂彰太郎先生が代表世話人で、九州各県から肝臓病を専門としている約200余名の先生方が参集されました。

今回は4session 6演題での構成で、B型肝炎、C型肝炎、肝癌、に一般演題(基調講演)、特別公演とあり、それぞれ肝臓のエキスパート(といっても参集されてる先生方が、それぞれエキスパートの先生方ですが)の先生が現在の最新のご講演をなされました。

特に今回特徴であったのが、B型肝炎では如何にS抗原陰転化が生命予後にとって重要かという改めての知見をお示し頂きましたし、C型肝炎では現状インターフェロン(IFN)フリーの経口薬も順次出てきており、その中でまだまだ潜在的な患者さんの掘り起こしに対しての患者さんの心理等類推した演題もあり、現在では如何に有効性の高い薬剤が出てきても、患者さんが世に埋まっていたのではと、私も以前より皮膚科や眼科等の先生方中心の掘り起こし講演を何度か行ったことがありますが、こういった活動も重要なことではと今回の講演でも改めて思いました。

また、特別講演の虎の門病院熊田博光先生には、いつも最新の情報を提供いただいてますが、今回はほぼ出揃うであろうIFNフリー経口薬の先には分子標的剤等の治験等もあるようで、今後の肝炎治療の新たな方向性を提示していただいたように思います。

いずれにせよ、この会は演者はもちろんですが、参集される先生方も肝臓では各々中心的立場の先生が多く、会後の情報交換会でも有益な時間となり、個人的には非常に有意義な会でした。

次回は来年1月に新小倉病院の副院長で肝臓病センター長でもある野村秀幸先生の代表世話人での開催も決まっております。

次回を楽しみにしたいと思います。

座長、演者の先生方、また、ご参集されて先生方、大濠公園の花火大会の日でもありましたが、お疲れさまでした。

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