女性は閉経を機にさまざまな病気にかかりやすくなります。
これらの病気は、自覚症状がなく気づきにくい、恥ずかしくて相談しづらいなどの理由により、知らないうちに進行し、健康的な日常生活を阻害してしまうことがあります。
2010年の統計によると、日本人女性の平均寿命は86.4歳で、世界最長を誇っています。
しかし、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義される健康寿命は73.6歳。その差は約13年です。
つまり、女性は、人生の実に「7分の1」にも及ぶ期間を、健康上の問題で日常生活が制限される状態で過ごしていることになります。
この平均寿命と健康寿命の差を1年でも短縮し、女性のみなさまにいつまでも健康で生き生きとした生活を送っていただきたい、それが「女性のミカタ」プロジェクトの目的です。
今回この「女性のミカタ」プロジェクトは、女性がかかりやすい病気を早期に見つけ出し、早めに治療することで、今と将来の女性の健康を守るプロジェクトです。
そういった中でのプロジェクトの一環としてクリニックでは9月の1ヶ月間にクリニックの50歳以上の患者さん、またその付き添い50歳以上の方へチェックシート記入していただき、健康寿命への気づきのお手伝い・指導を行うようにいたしました。
このプロジェクトへ対するお問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ、ご来院のほどお願い申し上げます。