北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

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2017.03.30
〜・〜・小倉腎・肝フォーラム・〜・〜

昨日(3/29)はリーガロイヤルホテル小倉で『小倉腎・肝フォーラム』が開催されました。

会は医療法人真鶴会小倉第一病院院長中村秀敏先生座長のもと、特別講演Ⅰでは社会医療法人製鉄記念八幡病院腎臓内科部長柳田太平先生から「糖尿病合併慢性腎臓病患者の治療について」のご講演があり、特別講演Ⅱでは国家公務員共済組合連合会新小倉病院副院長兼肝臓病センター長の野村秀幸先生から「ステップアップしたC型肝炎治療」のご講演。

柳田先生の糖尿病合併CKD(慢性腎臓病)の治療では、近年CKDからの透析移行患者さんが頭打ち傾向というお話の中、それでも透析移行患者さんはいるわけで、如何に透析移行を防ぐか、透析移行しやすい患者さんはどういった患者さんなのかというご講演で、やはり早期の糖尿病治療が重要とのことで、糖尿病罹病歴の長い患者さんや、30歳代以前での若年発症の糖尿病患者さんは要注意で、中でも血圧や脂質、血糖管理が重要なファクターのようです。

また腎症に至っては、腎症Ⅰ期を1.0としたら腎症Ⅱ期へ進展すると10.7倍の透析移行率となるようで、腎症にしても如何に腎症Ⅱ期に移行させないか、しっかり治療すれば約半数の腎症Ⅰ期の患者さんが腎症離脱のデータもあるようです。

兎にも角にも、慢性透析患者数と糖尿病年齢調整死亡数がともに北九州市が全国トップというのには驚きましたが。(-_-;)

講演Ⅱの野村先生からは「ステップアップしたC型肝炎治療」、当初は確かに近年C型肝炎治療が大きく変遷しており、患者さんにとっては非常に楽な治療となってきており、そういった意味でのC型肝炎治療は“ステップアップ”してきてる意と思ってましたが、今回の“ステップアップ”は、今回“腎・肝フォーラム”で、“肝・腎”でないことより、また座長の小倉第一病院中村先生も透析医ということで参加者が腎臓関係が多いということもあり、CKD患者さんや透析患者さんに対して近年では治療可能な選択肢がでてきいたといった意味での“ステップアップ”でした。

したがって、C型肝炎のインターフェロン時代からの治療変遷のお話から、非常に噛み砕いた分かり易いご講演となってました。

自分にとっては知識の確認となり、またC型肝炎患者さんのサイトカイン抑制のお話や、マーカーの一種であるAFPの肝炎患者の見方などある意味興味深いお話もあり、またまた勉強になったと感じました。

あらためてご講演ありがとうございました。

講演後にはお世話になってる野村先生に患者さんのお礼と、個人的にはサイトカインに絡んだ教えをいただきました。

今後の実地診療に生かせればと思った次第です。

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2017.03.18
〜・〜・休診告知・〜・〜

此の度、連休明けの321日(火)—23日(水)両日を休診とさせていただきます。

クリニックHPでは先日来より告知しておりましたが、今回FBでの急な告知となったことお詫びいたします。

患者様や関係各位にご迷惑をおかけいたしますが、クリニックへの代表電話(☎093-512-5068)は連絡がとれますので、宜しくお願い致します。

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尚、323日(木曜日)より通常診療となります。

2017.02.25
〜・〜・医療問題研究会・〜・〜

昨日2/24は、弁護士会定例の『医療問題研究会:通称医問研』が開催されました。

今回の事案は2件と少なかったのですが、“肉腫”の案件と、“頚椎症性脊髄症”の案件で、いずれの事案も比較的若い患者さんで、治療や、今後の予後などで、金銭的な面や、家庭的問題等もあり、非常に難渋する事案でした。

ただ、こういった事案がまた患者側に寄り添う弁護士の手腕の問われるものでもあると思われますので、私も出来得る助言はさせていただいたつもりです。

こういった事案をみると、病気に罹るのは仕方のない面もあると思うのですが、如何に患者さんの不利益にならないよう診療をしていくかということを、私自身思い知らされる次第です。

患者さんは皆不安な気持ちをもって日々過ごしておられますし、その不安を少しでも安心・信頼にかえていければ一番ベストだとは思いますが、なかなか難しい面があるのも確かです。

しかし、“こういった病気にはこういった治療”があり、“治療後はこういった経過になります”といった患者さんにわかり易い言葉で、また痛みなどには患者さんは非常に敏感なので、痛みは術前にはこくらいで、術後はこうですなどより具体的患者さんへの示唆も必要だと思いますが、この医問研では時に医療者(機関)側で多少軽薄ではないかという思いがさせられることがあります。

我反省も含めてですが。

ただ、患者さんにはもう一点、こういった医療問題を勉強して患者さん一助になれる弁護士さんもいるのだということも知ってほしいと思います。

決して一人で悩まないでほしいと思います。

今後もこの医問研通じ、間接的な、さらに間接的に、患者さん・弁護士さんへの微力微力なお手伝いができればと思う次第です。

研究会後は、参加された弁護士さんとの懇親会、ありがとうございました。

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2017.02.24
臨床研究・治験〜い・ろ・は、(に・ほ)〜

先日、県内科医会の学術講演がステーションホテルで開催されました。

ご講演は製鉄記念八幡病院の循環器高血圧内科の富田裕亮先生の「当院における心臓リハビリテーション施行患者の血圧と予後」で様々な角度からの検討で、血圧は高い傾向は誰でも危険と理解出来ると思いますが、意外と低血圧も心血管イベントに絡んでるという事もご提示され勉強になりました。

で、特別講演での東京大学医学附属病院臨床研究支援センター教授山崎力先生からは『臨床研究いろはにほー循環器領域を中心に』のご講演を拝聴致しました。

通常“いろは”はHOW-TOと思い、では“にほ”はとは思っていたのですが、「いろはの〝2歩〟先」という事らしいタイトルということでした。

で、今回の“い・ろ・は”は、臨床研究における“い・ろ・は”で、これも先日のホテルニュータガワで行われた「心血管セレクトカンファレンス」での『大規模臨床試験の嘘と罪Ⅱ』で、大阪南医療センター統括診療部長兼循環器疾患研究室長である佐々木達也先生の臨床試験や治験結果などには大きな嘘が隠れてるということと似通った講演がたまたまですが続きました。

今回こういった講演の連続で、今まで思ってはいたのですが、たしかに治験や臨床試験には何かしらのバイアスがかかっていると思います。

例えば、医療統計学で基礎研究や臨床研究論文によく登場するカプランマイヤー曲線で3ヶ月とか6ヶ月とか早期である程度結果の予想できるものには何か裏があるなど、また治験とかでよく出る“エンドポイント:end poit”って何なの?、一般には“評価項目”といわれますが、これにまた“ソフトエンドポイント”、“ハードエンドポイントなどありなど”結果をみるにあたり“曖昧”に済まされてるものもあるということらしいです。

我々は結果だけしかみないことも多く、また、製薬会社のMR(医薬情報担当者)から説明を受けることが多いので、やはり何事も“鵜呑みにしない”ということが重要だとも思います。

今回の2つの講演で種々勉強にはなりましたが、しかしこういった臨床試験や治験などがあり実地臨床でも使えるものだと思いますし、また一般に治験には法規制がかけられているのですが、臨床試験には今まで法規制がかかってなかったのですが、今後は近年の製薬会社と大学等の問題もあり、臨床試験においても法規制対象となるものも多くなってくるそうです。

こういったご時世で、より良い臨床試験や治験がなされることを願うばかりです。

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2017.02.15
〜・〜・糖尿病治療Round Table Meetnig・〜・〜

先日の2/11に広島で西日本中心に行われた糖尿病の講演会「Round Table Meetnig—糖尿病治療について考えるー」がグランドプリンス広島で開催されました。

今回の講演会趣旨は一昨年来より発売されてるDPP4阻害薬の週1回製剤(weekly製剤)で、今後どういった患者さん、もしくはどういった場面で有用性があるかといった内容を、講演プラスdiscussion形式で行われました。

参加者も西日本全域といいましても約25名程度のsmallgroup形式で、分科会では更に2グループに分かれて行われました。

現在既存の経口血糖降下薬に、インクレチン製剤であるDPP4阻害剤、SGLT2阻害薬というインスリンを介さないで直接腎臓に働いて糖を尿中に排泄し血糖を下げるといった薬剤、またこれもインクレチン関連製剤であるGLP—1製剤に、各種配合剤など様々な糖尿病治療薬が発売されてます。

治療の有効性も高く、全国的にも平均でHb-A1cも7%弱までの良好なコントロールとなっているようですが、そういったなか糖尿病患者さんは確実に増加傾向でもあり、また、糖尿病患者さんの死因トップが“癌死”、次いで“感染症”に“血管障害”と、以前は“血管障害”が断トツでしたが、様変わりしているのも確かのようです。

こういった情勢の中、如何に質の高い糖尿病治療においてこの週1回製剤はどのような使い方をするのがいいかなどの検討がなされました。

今回の検討がもちろん全てではないですし、まだまだ検討の余地もあるでしょうし、様々いろんな場で議論も要すと思われますが、今回の週1回生剤のみならず、既存のインスリン製剤含めた糖尿病薬の使用法に関し、今後もこういった検討の場が必要かと思われます。

また、前述の如く糖尿病患者さんの生命予後にも変化が見られてきている事実、以外にも認知症リスクなど現在では糖尿病は諸悪の根源のようないわれ方もされてきてる昨今、既存の糖尿病患者さんはもちろん糖尿病予備群といわれる患者さんを如何に早期に治療介入が出来るかも今後の問題点だとも思われます。

今回は各先生方の糖尿病患者さんへの独自の取り組みや、治療薬の使用に関し様々な意見が聞かれ、非常に参考になったことも多く、今後のクリニックでの糖尿病患者さんへの取り組みの一助になったと思います。

ご講演いただいた先生方、ご参加頂いた先生方、お疲れ様でした。ありがとうございました。

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