北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

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2016.11.01
〜・〜・認知症研修会・〜・〜

10/30日曜日福岡県医師会館で『福岡県かかりつけ医認知症対応力向上研修』の開催がありました。

かかりつけ医の認知症力向上での研修会では、県内多くの先生方が参加されてます。

研修は本来は2日間かけて行われるようですが、今回は朝930分から45分の昼休憩を入れ、1645分までほぼ缶詰で行われました。

今回の研修は“認知症対応としてのかかりつけ医の役割”として認知症患者とその家族への支援の現状や、専門医療機関や介護サービス機関との連携の重要性など。

また、認知症“診断と治療” では、認知症の初期症状や日常生活での行動変化、診断法と手順、薬物療法など。

ほか、認知症患者と地域の連携体制の仕組みや、介護保険制度で利用できるサービス、ケアマネージャーとかかりつけ医との連携、成年後見制度・高齢者虐待防止法などの研修でした。

特に来年3月には改正道交法での高齢者運転対策の推進の一環として、75歳以上の高齢運転者対策で、現行の認知機能検査、高齢者講習制度の見直しが行われます。

先日もマスコミ等で認知症の交通事故など問題となっており、今後高齢化に伴いこれからますます増えていくであろう認知症患者さんのより一層の理解と対応が実地医家でも求められると思われますし、各自治体では“健康づくり協議会”などもあり、こういった協議会など利用し認知症への理解等の啓蒙、認知症患者さんの早期発見・早期治療が喫緊で求められると思います。

今回の研修会は非常にニーズのあった研修会だったと感じました。

研修に参加された先生方、お疲れ様でした。

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2016.11.01
〜・〜・学術講演会・〜・〜

10/29土曜日ヒルトン福岡シーホークでアッヴィ社の『ヴィキラックス配合錠1周年・適応拡大記念講演会』に参加です。

“ヴィキラックス配合錠”はC型慢性肝炎治療薬で、C型慢性肝炎Ⅰ型治療薬としては他の経口剤より多少出遅れての発売で、既存のインターフェロン(以下、IFN)フリー経口剤と比し、立ち位置が難しいところがありましたが、今回は同効薬の中ではいち早くC型慢性肝炎Ⅱ型への適応拡大がなされました。

となれば、比較的使用頻度も拡がるのではではと思われるのですが、個人的には今現在Ⅱ型適応の経口剤が12週の3ヶ月に対し、ヴィキラックスは16週の4ヶ月となってるところが、これまたどうなのかな(?)ってところです。

来年秋にはついに8週の2ヶ月の経口薬も出てくるようで、そういった流れの中、期間が長いってのはこれまた難しいところがあるとも思われます。

ご講演も、福岡で行われるということで九州各地はもちろん、中四国や近畿地方など西日本中心に多くの先生方の参加でした。

特別講演では虎の門病院の熊田博光先生で、先生は厚生労働省内の肝炎研究班の班長でもあり、我が国で最も肝炎治療経験が豊富な先生であり、今後の肝炎治療がどういった方向性に進むのか、などのご講演でした。

中でも、現在C型慢性肝炎治療は経口剤が主体となり、ほぼ100%近くの有効性のある治療薬ですが、やはり中には極僅かですが無効症例もあり、そういった患者さんの今後の治療はどうしたら良いのか。

また、先日のギリアド・サイエンシズからの“ハーボニー配合錠”の講演会でもありました、IFNにはある程度発癌抑制効果が認められてましたが、発癌抑制がまだ不明な経口剤での発癌にはどう対応するのか、などまだまだ問題点もあるのも確かです。

今現在C型慢性肝炎治療はIFNではなく、IFNフリーの経口剤が中心となっており、我々実地医家でも非常に使いやすい環境にはなってきたと思いますが、患者さんに対しての治療前から、治療期間中はもちろん永劫的に治療後もしっかりしたモニタリングが必要であり、もし万が一発癌があればどう対応していくのかを、十分踏まえた上での先を見据えたC型慢性肝炎治療が求められると改めて感じた次第です。

この度の諸先生方のご講演、ありがとうございました。

※因みに、ギリアドやアッヴィ社など聞きなれない製薬メーカーだと思いますが、ギリアドは、インフルエンザ治療薬であるタミフルの製造販売会社です、となれば多少馴染みがどうでしょうか?(*´∀`*)

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2016.10.28
〜・〜ハーボニー発売1周年記念講演会〜・〜

昨日(10/27)リーガロイヤルホテル小倉でギリアド・サイエンシズ社のC型慢性肝炎治療薬である“ハーボニー配合錠”の発売1周年記念講演会が開催されました。

講演会は一般演題として産業医科大学歳3内科教授の原田大先生座長のもと、同第3内科助教の本間雄一先生から「実臨床下におけるソホスビルベースレジメンの有用性」、また北九州市立医療センター内科部長河野聡先生から「DAA治療における肝予備能改善効果の検討」、新小倉病院肝臓内科部長山下信行先生からは「DAA製剤におけるQOLの改善」というご講演をいただきました。

特別講演では新小倉病院副院長で肝臓病センター長の野村秀幸先生座長で、大阪労災病院副院長の平松直樹先生から「SVR100%時代のC型肝炎診療今、医師に求められることー」というご講演を拝聴させていただきました。

特別講演座長の野村先生はじめ、今回一般演題にご登壇頂いた先生方は非常に平素からお世話になってる先生方で、特別講演の平松先生に於かれましては国内でも肝炎治療では牽引車的立場の先生です。

各ご講演も一見して何の脈絡もないようですが、実は特別講演の演題名が全てで、要は現在インターフェロンフリーの経口内服薬が出てきて以来、C型慢性肝炎に関してはほぼ100%近くのSVR=著効率となってきてます。

ということは、以前のように著効率が304050%だといわれてたときは、治療しても治る・治らないで、治らなかった患者さんには再投与や少量長期投与、はたまた次世代の新薬を待つなどがあったのですが、今では100%近く治癒が見込められるという時代で、我々医療者がどう患者さんに向き合うか、ということを今回の一般・特別講演で示されてました。

非常に重要なことであり、これだけ著効率が向上してきたということは、まだまだ潜在的に150万人とも200万人ともいわれるC型慢性肝炎患者さんの拾い上げをいかにしていくか、十分な管理のもと治療して頂き、治療後もいかなる生活指導要すか、発癌に対しどういった管理要すか、などが今後我々に求められることでもあると思います。

治療も簡単になり、副作用も殆ど無い、これは患者さんにとって非常に有用性の高い治療となってきて、実地医家が十分な基幹病院との連携のもとしっかりとした治療管理体制が求められると感じた次第です。

多くのご講演、ありがとうございました。

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2016.10.26
〜・〜北九州 認知症疾患ケアセミナー〜・〜

昨日(10/25)ステーションホテル小倉で『北九州認知症疾患ケアセミナー』〜“かかりつけ医が知っておきたい認知症の対応”〜ということで開催されました。

座長は小倉蒲生病院院長井田能成先生で、一般演題として南ケ丘病院診療部長竹内裕二先生から「認知症患者におけるスボレキサントの使用経験」を、また特別講演では長崎の道ノ尾病院副院長芹田巧先生から「認知症の睡眠障害〜認知症ケアにための薬剤選択〜」の演題を拝聴いたしました。

今回のセミナーでは私自身認知症患者さんの不眠症、特に夜間興奮や徘徊、介護への抵抗と、コントロールに難渋することも多く、今回座長先生含めその道の専門の先生方がいかなる治療をされているのかと期待を持って拝聴いたしました。

前段の竹内先生では認知症患者さんのいわゆるBPSD(認知症周辺症状)で、物忘れ・うつ・妄想・幻覚・興奮・暴力・徘徊・不眠等々の中の“興奮”と“うつ”を中心にお話いただきました。

端的には、興奮に対してはリスペリドン、クエチアピンに、グラマリール、メマンチンが、うつに対してはミルタザピンやサイレース、レクサプロが、一般医には比較的使用しやすいのではというお話でした。

また、特別講演での芹田先生からは不眠症の一般的な概論のお話、“不眠”では入眠障害や睡眠維持困難、早期覚醒等々の類別がありますが、認知症患者さんでは、メラトニンが係る体内時計の乱れや、GABAの関与する恒常性維持機構の乱れ、オレキシン分泌低下に伴う覚醒調節機構の乱れ等での異常での不眠が多く、基本スボレキサントの有用性を論じておられました。

私自身認知症患者さんの不眠症は健常人の不眠症と違って、不眠=眠ろうとしない、あえて眠らないなどといった感を強く感じており、具体的な場面場面での治療薬剤選択でのお話ではありませんでしたが、比較的有用性の高いと思われる薬剤選択には参考になったと思いました。

ご講演ありがとうございました。

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2016.10.19
〜・〜糖尿病学術講演会〜・〜

昨日(10/19)は糖尿病治療薬であるGLP-1受容体作動薬『トルリシティ皮下注アテオス発売記念講演』がステーションホテル小倉で開催されました。

『アテオス』は週1回の皮下注製剤で、この製剤も2009年から国内で発売されてるインクレチン関連製剤の一つです。

経口血糖降下薬としてこのようなインクレチン関連製剤が世に出て糖尿病患者さんの治療セオリーが激変となりました。

何故か、インクレチンとは血糖上昇に伴って、主として小腸から分泌されるホルモンであり、血糖値が高いときにだけインスリンが分泌促進されるという最大の働きがあります。

したがって低血糖になりにくいという特徴があり、現在国内ではインクレチン関連製剤、特にDPP-4阻害薬が糖尿病患者さんの主たる治療の中心となってきてます。

このDPP-4阻害薬に加え、2010年にはGLP-1受容体作動薬皮下注としてリラグルチド(ビクトーザ皮下注)が出て、薬物療法で効果不十分の患者さんに低血糖リスクの少ない、更に通常のインスリン製剤とは違い体重減少も期待できる、患者さんにとって有用性の高い治療薬となってます。

これが今回、ビクトーザは1日1回のDAYLY製剤の皮下注製剤ですが、このトルリシティは週1回のWEEKLY製剤として昨年発売となりました。

このインクレチン関連製剤に加え、2014年に発売されたSGLT2阻害薬や、従来の経口血糖降下薬の様々な組み合わせで、現在では糖尿病患者さんの多くが比較的良好な血糖コントロール可能なまでになってきてます。

先日(10/16)の東京での学術講演会『糖尿病治療のゴールに向けて〜合併症予防のための糖尿病治療戦略〜』ではDPP-4阻害薬にどのような経口血糖降下薬との併用がいいかといった内容で、今後糖尿病患者さんの治療目標も、心血管イベントなど合併症など問題もありますが、こと糖尿病治療コントロールに関しては、タイトルの如く糖尿病患者さんの治療のゴールを見据えた治療となっていくのではと感じた次第です。

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