北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

ブログBlog

2016.09.24
〜・〜インフルエンザ感染症等に関するお知らせ〜・〜

先日小倉北区霧が丘校区での霧が丘中学でインフルエンザによる学級閉鎖等がありましたが、ぼちぼちインフルエンザ時期となってきました。

例年通り本年もインフルエンザ予防接種をクリニックでも行いますが、予約(・・・今週より開始しておりますが)や、予防接種開始時期等々に関し、近々またご報告をさせていただきます。

 

なお、今年よりクリニックでは富士フイルム『富士ドライケムIMMUNO AG1』を導入いたしました。(TV-CFあり)

この機器は1台で4つの風邪症候群(インフルエンザ・RSA群ベータ溶連菌・アデノウイルス)に対応しているもので、特にインフルエンザウイルスに関しては、ウイルス量が少ない発症初期でも最短で3.5分で検出可能。

また更に、富士フイルムならではの写真現像の“銀増幅原理”の応用で約100倍に増幅、検出感度向上しております。

この機器を2台常備しておりますので、より患者さんに正確な検査結果をご提供できると思います。

フジー1 フジー2 フジー3

2016.09.23
〜・〜門司区内科医会学術講演会〜・〜

一昨日の9/21に門司区医師会、門司区内科医会主催の門司区内科医会学術講演会で講演をさせていただきました。

演題は『痛みへのアプローチ〜プライマリ医としての疼痛治療』という内容での講演で、この講演依頼を最初に受けたとき、麻酔科やペイン治療等行ってるわけでない、ごくごく普通の内科診療の私に、なんで“疼痛治療?”、と思った次第です。

主目的としては、一般内科医での疼痛治療を日常診療でどのようにやってるか、どういった類の鎮痛剤処方が多いか、鎮痛剤の副作用にはどのように対応してるか、といったことを話してくれといったものでした。

どこまで話ができたわかりませんが。クリニックでの症例等幾つか提示しながら、鎮痛剤の選定に、処方法、また副作用への対応等々お話させていただきました。

門司区医師会ということもあり多少アウエー感がありましたが、座長のごとうクリニックの後藤博茂院長先生の手際のよい進行で、比較的スムースに行えたのではと思いました。

講演2では赤池共同医院副院長である整形外科専門の片江祐二先生による『慢性疼痛の薬物療法と処方例〜当院におけるNSAIDs処方調査の結果を踏まえて〜』というご講演をいただきました。

片江先生の勤務されてる赤池共同医院は内科の院長先生と2人で診療されてるようで、鎮痛剤処方も内科・整形外科両面からの検討で診られてるようで、患者さんによりよい疼痛ケアをやられてるのではと感じました。

座長の後藤先生、演者の片江先生、ありがとうございました。

また、ご参集頂いた門司区の先生方お疲れ様でした。

門司−1 門司−3 門司−4 門司−5 門司−2

2016.09.21
〜・〜・平成28年度胃がん検診(内視鏡検査)精度管理研修会・〜・〜

昨日(9/20)は北九州市立商工貿易会館で市医師会主催の『平成28年度胃がん検診(内視鏡検査)精度管理研修会』が開催されました。

北九州市でもこの10月より“胃がん”検診に胃内視鏡検査導入となりました。

したがって、この胃がん検診で胃内視鏡検査可能な施設が参集しての研修会です。

今回は北九州市としては初めての試みでもあり、今一度市保険局からの今回の胃がん内視鏡検診のシステム等の説明がありましたが、「検診に来られた方で胃潰瘍が見つかったらどう対応するのか」、「ピロリ菌の迅速検査は同時にできるのか」、「処方が必要となったときの対応はどうしたらいいのか」などなどの質問等もあり、まだまだ試行錯誤の感もあり、しっかり体制が整っていくのは半年後の来春くらいではと感じました。

とはいっても、私も“胃がん”検診で胃内視鏡導入派だったので、やっとの導入と感じた次第です。

福岡市を始め“胃内視鏡”導入自治体では、従来の胃X線検診に比し格段に胃がん指摘確率の向上があります。

まだ当面市でもバタバタするかと思いますが、市民にとっては非常に良い検診導入だと思いますので、今現在は50歳以上に対象はなってますが、いずれは40歳代への拡大も視野に入れて欲しい期待があります。

ちなみにこの検診に合わせた(?❢)というわけではありませんが、クリニックではこの10月より新しい最新の胃内視鏡機器導入の予定としてます。更なる精度向上が期待できると思います。

以上、余談でした。(*´∀`*)

検診−1 検診−2 検診−3

2016.09.21
・〜・北九州肝疾患勉強会・〜・

先週の16日金曜日、リーガロイヤルホテル小倉で『第2回北九州肝疾患勉強会』が開催されました。

この会は以前小倉記念病院消化器内科部長である久保善嗣先生(現、久保内科クリニック院長)が代表世話人で、“旧、北九州肝疾患研究会”の新たな会として発足し、今回が第2回目です。

今回は講演1で久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門(旧、第2内科)の准教授である井出達也先生からC型慢性肝炎治療薬である「ダクラタスビル・アスナプレビル治療1000例の実臨床成績—多施設共同研究からー」のご講演をいただきました。

ダクラタスビル・アスナプレビルは20147月に承認受けた国内初のIFN(インターフェロン)フリーの薬剤でしたが、多少遺伝子の耐性変異の問題もあり、治療前に薬剤耐性遺伝子検査を受ける必要性があり、SRLの協力もありクリニックでも検査治療が可能ではあったのですが、多少敷居の高いものであったことは確かです。

で、こういった耐性変異の問題等もあり多姿勢共同研究でどういった患者さんに有効性があるかなどの傾向を示されました。

実際は現状耐性変異の少ない、更なる有効性の高いIFNフリーの薬剤が出てきており、実地臨床でのこの薬剤の使用頻度は少ない状況となってますが、この薬剤は肝代謝でもあり、腎障害のある患者さんには使い良い薬剤ではあると思いますし、今後この薬剤に併用し新薬の治験もされており、今後C型慢性肝炎治療は更なる向上が期待できると考えます。

また、講演2では川崎医科大学肝胆膵内科学教授である日野啓輔先生より「HCV排除後の肝発癌抑制を考える」というご講演をいただきました。

中でもC型慢性肝炎加療後の発癌で、肝硬変や年齢(>65歳)、糖尿病、人種などでC型慢性肝炎治療後の発がんリスクが高いということが示されてました。他にも今よく言われている“サルコペニア”(身体の虚弱化、特に筋肉量減少状態)発がんリスクの他、予後不良も示されてます。

また、よく謂われてる糖尿病患者さんの発がんリスク(健常者と比して)胃がん=1.7倍、大腸がん=1.3倍、肝臓がん=2.5倍、膵臓がん=1.8倍、乳がん=1.2倍、前立腺がん=0.8倍、膀胱がん=1.2倍などなどで、やはり肝臓がんが軍を抜いて高く、これにHCV罹患し肝硬変まで進行しようものならただでさえ発がんリスクが高くなるのに加え、サルコペニア病態となり予後まで不良ということになる“負のスパイラル”ということです。

以上のご講演で、C型慢性肝炎の治療進歩はすざましいものがあり、著効率もほぼ100%近くまでなってきてますが、C型肝炎ウイルスがなくなったからといって安心はできないということを改めて感じた次第です。

ましてや最近ではC型慢性肝炎治療後にB型慢性肝炎の再活性化というケースもあります。

まだまだ重々慎重な加療と経過観察を要するということです。

ご講演の御二方の先生方、ありがとうございました。

肝炎−1 肝炎−2 肝炎−3

2016.09.09
〜・〜・北九州肝腫瘍研究会・〜・〜

昨日(9/8)はパークサイドビル小倉で、『第95回北九州肝腫瘍研究会』が開催され、症例提示2演題に教育講演とありました。

症例提示は、九州労災病院肝臓内科の中村吏先生から「肝臓から栄養血管のある肝外肝細胞癌の肺転移」の症例で、TACEと化学療法で約5年経った現在も延命されてる症例と、小波瀬病院外科の森尚秀先生から「肝紫斑病」という非常に稀な疾患の症例提示がありました。

肝外肝細胞癌症例に関しては、治療経過で会場内から多少論議ありましたが、結果として5年以上存命されてるため治療経過としては良好ではないかと、また肝紫斑病は良性疾患ではありますが、診断がつかずに手術症例となったり、診断に非常に苦慮する疾患であり、今回もこのようなレア症例は耳年増となり勉強になりました。

教育講演では新小倉病院の肝臓病センター山下信行先生から「DAA治療におけるAFPM2BPGiの推移」という演題でのご講演でした。

“M2BPGi”は新しい肝臓の線維化ステージの進展を反映する糖鎖マーカーで、糖鎖構造は肝線維化の進展に伴い変化する特性を利用しての、今までのヒアルロン酸やⅣ型コラーゲン、血清7Sコラーゲンなど線維化マーカーを代表するマーカーに比し、保険適応となった新たなマーカーです。

が、今回この“M2BPGi”がホントに線維化マーカーとして特異的なのかということに対し、DAA治療でのC型慢性肝炎と肝腫瘍マーカーであるAFP等で比較検討したご講演でした。

結果で、純粋に線維化の反映ではないようで、炎症にも影響されるところもあり、線維化マーカーとしてはどんなものかということでした。

個人的には炎症も長期持続することで肝細胞の線維化が結果的に進展すると思いますので、リアルタイムでの幹細胞の線維化指標としては如何なものかと思いますが、長期的な観点からは線維化ののマーカーとしてはなるのかなと思った次第です。

ただ、現実実地臨床で使えるかどうかは別で、今まで通り膠質反応や血小板などが有用な指標ではとも感じました。

山下先生、非常にためになるご講演ありがとうございました。

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