北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

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2016.09.07
〜・〜・北部福岡臨床救急セミナー・〜・〜

昨日(9/6)はリーガロイヤルホテル小倉で『北部福岡臨床救急セミナー』の開催があり、「重症膵炎の初期病態に対する治療方針〜動注療法の真価を問う医師主導的治験〜」という重症急性膵炎の演題。

重症急性膵炎は非常に致命率の高い疾患で、治療も非常に難渋することの多いい疾患でもあります。

以前は膵炎の重症化で特に壊死性膵炎では膵周囲・後腹膜ドレナージや、感染壊死組織摘出術(ネクロセクトミー)など外科的治療もされていましたが、近年フサンというナファモスタットメシル酸塩製剤が発売されてからは、基本大量輸液にフサンの全身投与(静脈投与)、カルバペネム系抗生物質治療が主体となってきました。

が、なかなか救命率という点では非常に難しく、要は膵炎=別名、“腹腔内の火事”ともいわれており、火事での一番の消火は火元に直接水をかけてやればいいという考えで動注療法が用いられる(私論)ようになり、更に漠然と動注を行うのではなく、膵臓の最も炎症(壊死)の強い部位への選択的動注というのを行い、結果としてまあまあの救命率が得られていた(別掲3枚目)と思ってましたが、現在は2015年の膵炎ガイドラインでは“推奨なし”(2013年では推奨度C)となり、また基本フサンに動脈投与の適応もないということから積極的に動注行う施設も少なくなってきてるようです。

確かに重症膵炎での動注療法で、動注だけでなく、まずは5日間の動注時期はICU管理も必要ですし、10〜20Lもの大量輸液も必要で、基礎病態によっては透析機を回しながらと集学的な治療が求められ、必然的に医療費もかなりのものになります。

こういった治療の是非はいつも論じられることではありますが、この度の動注療法が保険収載になるべく治験を行う、それも“医師主導で”。

私個人動注を行ってきたものでは非常に良い治療と思うのですが、今回の講演で“医師主導での治験”という新たな試みで今後動注療法が推奨されることを願います。

膵−2 膵−3 膵−1

2016.09.06
〜・〜・金沢医科大学北辰同窓会九州沖縄ブロック総会・同窓会・〜・〜

先日の9月3日土曜日台風の近づく中『第21回金沢医科大学北辰同窓会九州沖縄ブロック総会・同窓会』がリーガロイヤルホテル小倉で開催されました。

大学関係者・九州沖縄から、お忙しく、また天候の不安定な中48名の参加者がありました。

九沖ブロック今回で21回目ということですが、北九州支部が主管での開催は初めてで、準備もバタバタと手探り状態での開催でした。

総会では定例の議事進行後に講演もあり、2009JDDW in京都でセミナーをご一緒させて頂いた金沢医科大学消化器内視鏡学主任教授(金沢医科大学病院内視鏡センター部長)伊藤透先生のご講演もあり、僭越ですが私も座長させていただき、総会も事無き終了。

総会後の懇親会では、皆様と親睦図りましたが、卒業以来という方などもいて、懇親会後の2次会では皆学生時代に戻ったような感があり、更にホテル出ての3次会と夜も更けるまで皆と楽しい時間を過ごさせていただきました。

翌日の帰りの新幹線の早い先生方もおられましたが、お疲れ様で、ありがとうございました。

翌日は皆無事に帰られたようで何よりでした。

次回総会来年は長崎支部(in雲仙)ということで、長崎の後輩の先生方からのお誘いもあり、楽しみにしたいと思います。

今回の開催にいたり、大学事務局の皆様、福岡・博多組、宮崎支部の皆様、市内外の後輩たちの人的協力と、皆様のご協力があり、恙なく開催でき、ほんとにありがとうございました。

医科大−7 医科大−2 医科大−1 医科大−3 医科大−5 医科大−6  医科大−4

2016.08.22
📓〜・〜・地域包括診療に係る研修会・〜・〜📓

昨日(8/21)福岡県医師会館で、『平成28年度地域包括診療加算・地域包括診療料に係るかかりつけ医研修会』が開催されました。

この研修会は日本医師会主催でメイン会場である日本医師会館大講堂でおこなわれる研修会を各都道府県医師会(サテライト)通じ行われました。

研修会は全国で約6400名余りの先生方が受講され、研修内容は生活習慣病に係る脂質異常症はじめ、糖尿病や高血圧症、また認知症に、禁煙指導、在宅医療、介護保険、服薬管理、等々を6時間30分かけての講義でした。

域包括診療加算・地域包括診療料は、厚生労働大臣が定める施設基準に適合している地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、脂質異常症、高血圧症、糖尿病又は認知症のうち2以上の疾患を有する入院中の患者以外の患者に対して、患者の同意を得て、療養上必要な指導及び診療行うときの加算、その複数の慢性疾患を有する患者に対し、患者の同意を得た上で、継続的かつ全人的な医療を行うことについて評価し、地域包括診療加算、認知症地域包括診療加算又は認知症地域包括診療料を算定というもので、これらについての研修会です。

内容は特段目新しいものはありませんが、最近のトピックス等含め、現状の自身の診療の再確認の場となりました。

時間割設定が昼食時間のみ休憩で、あとは休憩無しの研修会で、参加されたみなさんお疲れ様でした。(*´∀`*)

県医師会−2 県医師会−1 県医師会−4 県医師会−5 県医師会−3

2016.08.01
〜・高齢者医療を考える会・〜

先日の7/30にヒルトン福岡シーホークで『高齢者医療を考える会〜患者さんのQOLを多角的に考える〜』が開催されました。

講演は2講演あり、講演1は「認知症の診療〜ご本人らしさを保つために〜」と認知症のお話で東海大学医学部内科学系神経内科准教授馬場康彦先生から、講演2は「糖尿病治療における服薬アドヒアランスの重要性」を慶応義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科特任講師田中正巳先生からご講演いただきました。

認知症は現在直近で300万人を越え、2020年には410万人、2025年には470万人になる予想があり、有病率でも65歳以上で約10人に1人、85歳以上で4人に1人が認知症にと誰もがかかる病気と考えて良い時代となってきてるにあたり、今までの認知症患者さんが受け身の医療であったのが、今後は認知症患者さんから発信する医療変化、要は認知症患者さん周辺の関係者主導ではなく、認知症患者さん中心の医療変化が求められるというご講演でした。

非常に難しいと思いますが、今後推計以上の割合で認知症患者さんが増加ということであれば、避けては通れない問題です。

また、糖尿病薬で週1回のWeekly製剤が発売され、今回の服薬アドヒアランスの問題ということでのご講演でしたが、やはり糖尿病患者さんの多くは高血圧や脂質異常はじめ種々併発疾患多く持たれている患者さんも多く、必然的に服用種類も増えて残薬も多くなってきてるという問題があり、今回の診療報酬改定にも影響してたところもありますが、そういった中で多少でも一日の服薬が少しでも少なくという狙いもあります。

が、多くの服薬の中で1種類だけ週1回となってもどうかということもあり、今後の患者さんの処方に関しタイムリーな処方というのは難しいと思われますが、こういった薬剤、また他に最近では配合剤等もあり、そういった薬剤含め上手く調整し患者さんの服薬遵守しやすい方向への努力は重要かと思います。

今回は認知症の今後の問題に、これも認知症が絡むと思われますが、服薬アドヒアランスの問題等々、今後の医療につき課題と思われました。

※服薬アドヒアランス⇒基本患者さんが自分の病気を理解し受け入れた上で、処方されるクスリの理解の上、きちっと服用するということで、以前は“服薬コンプライアンス”といわれ、服薬遵守を使われてましたが、これは一方通行的なものいいということで、最近では双方向での“アドヒアランス”が多く使われるようになってきてます。

認知−4 認知−1 認知−2 認知−3

2016.07.28
北九州循環器・糖尿病 Joint Meeting

昨日(7/27)はリーガロイヤルホテル小倉で第7回北九州循環器・糖尿病Joint Meetingが開催されました。

今回は特別講演に不整脈治療で著名な済生会川口総合病院循環器内科主任部長高木厚先生から『糖尿病患者の循環器診療』のご講演をいただきました。

糖尿病患者さんは、糖尿病があるだけで健常人に比し、心房細動での塞栓症のリスクや、心血管イベントリスクが高く評価されます。

糖尿病患者さんと、心血管イベント1回発症患者さんと同等と扱われます。

したがってそれだけ不整脈での塞栓症リスクや、心血管イベントリスクが高いということは、平素より十分な管理下で治療されてなければならないということです。

また、高木先生は胸痛発作より“息切れ”を症状の重要視をされてるようで、胸部中心の息切れは要注意ということのようです。(肩で息をする用な息切れはCOPDなど呼吸器系ということのようです)

そういった中で現在比較的新しい経口血糖降下剤であるSGLT2阻害剤は、心保護的な作用も謂われてきているようで、こういった薬剤を含め今後も糖尿病患者さんの先を見据えた治療指針も重要と感じました。

ご講演ありがとうございました。

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