北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

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2016.07.27
〜・〜・循環器カンファレンスin飯塚・〜・〜

昨日(7/26)は飯塚で循環器カンファレンスin飯塚に参加し九州大学病院循環器内科講師向井靖先生より『心房細動update〜積極的制御の時代へ〜』の聴講でした。

心房細動は30年前に比べて現在では倍増し、日常診療でもっとも多く出会う不整脈だと思います。

さまざまな疫学調査の結果から、現在わが国には、定期健診などでみつかる慢性心房細動だけで約100万人、そこに実態の把握が難しい発作性も含めると約200万人の心房細動患者がいるといわれてるようです。

心房細動の罹患率は加齢に伴って高くなることから、高齢社会を迎えたわが国では、心房細動患者数は今後も増加していくことが予測されています。

心房細動は、患者数の増加に伴って、今や高血圧や糖尿病、脂質異常症などと同様に“common disease”として位置づけられるくらい、心房細動も決して見逃してはならない重要な疾患の1つであることを認識する必要があります。

そこで、心房細動の治療を行う際には、以下の3点に注意する必要があるといわれてます。

 1.リズムコントロールをするかレートコントロールをするか?

 2.ワーファリンを投与するか否か?

 3.基礎疾患やリスクファクターはあるか?

特に、リズムコントロール(心房細動を停止し予防する)とレートコントロール(洞調律化に努めず心房細動の脈拍数をコントロールする)のどちらを選ぶかですが、近年、リズムコントロールの最終手段とでも言うべきカテーテルアブレーションが出来るようになってきており、このアブレーションを理解する上で心房細動の発生起源からお話をしていただきました。

非常にわかりやすく、であるからカテーテルアブレーションが有用で、現在も更なる進歩を遂げてるということが理解できました。

心房細動は前述の如く実地医家でも十分経験することですので、患者さんへのより良い治療指導・方向性に非常に勉強になりました。

飯塚というAWAY感のある講演でしたが、ありがとうございました。

飯塚−1 飯塚−2 飯塚−3

2016.07.23
医療問題研究会

昨日(7/22)は月一定例の弁護士会『医療問題研究会』“通称”—医問研が、北九州第一法律事務所で行われました。

今回の事案は「繰り返す縫合不全での合併症」事案に、「婦人科での術後消化管穿孔」事案に、「原因不明の重症貧血に循環血漿低下、多臓器不全」事案と3事案でしたが、いずれも難しい事案で弁護士先生方にどこまでアドバイスが出来たかです。(;´∀`)

研究会後は七輪焼き「やおき」で親睦図りました。

参加された弁護士先生方、お疲れ様でした。( ^^) _U~~

弁護士−3 弁護士−1 弁護士−2

2016.07.22
〜・〜糖尿病患者さんにおけるNASH/NAFLD〜・〜

昨日(7/22)は『NASH/NAFLDを合併した糖尿病治療を考える』を金沢大学医薬保健研究域脳・肝インターフェースメディシン研究センター准教授太田嗣人先生のご講演を拝聴いたしました。

NASH(ナッシュ)=非アルコール性脂肪性肝炎/NAFLD(ナッフルズ)=非アルコール性脂肪性疾患

糖尿病の新薬SGLT-2阻害剤が出て、クスリの特徴上平均23kgの体重減少があるといわれており、比較的若い小太りの糖尿病患者さんには良い適応であると発売当初はいわれてましたが、その後肝機能の正常化も散見されるようになり、脂肪肝の改善にも寄与するのではとなってる中での今回のこの講演でした。

今現在、以前に比し肝臓がんの原因でC型慢性肝炎がダントツで6070%でしたが、近年治癒率の高い薬剤によりC型肝炎は徐々に減少傾向にあり、代わって脂肪肝での肝臓がん発症の増加傾向が診られてきており、現在では2030%となってきてるようです。

ここで糖尿病患者さんの死因で、やはり心筋梗塞などの虚血性心疾患が最も多く、次いで脳血管障害、悪性新生物と続いてるのですが、悪性新生物=癌の中でも肝臓がんが死因として最も多く、これに糖尿病患者さんの肝硬変患者さんを加えると1位の虚血性心疾患を抜く比率となるくらい肝疾患で多くなってます。

特に日本人の特徴としてBMI2325未満、いわゆる正常人の3人に1人は脂肪肝があるということで、この隠れ肥満が多いことが欧米との違いでもあるようです。

そういった中での、お酒を飲まない人の脂肪肝=NASH/NAFLDであり、こういった人を如何にコントロールしていくかということがこれからの課題でもあると今更ながらに感じました。

特に食品でもあるアスタキサンチンの抗酸化作用が動脈硬化の予防や、悪玉コレの減少と善玉コレの上昇作用や、βクリプトキサンチンなどでの内臓脂肪減少効果など、医薬品のみならず食品での非常に効果のあるデータも提供していただき、患者さんへの医療情報提供に幅が持てたのではと思いました。

ご講演ありがとうございました。

NASH-1 NASH-2 NASH-3

2016.07.15
〜・〜・がん患者のうつ病治療・〜・〜

昨日(7/14)はMeiji SeikaファルマWebカンファレンスで『がん患者のうつ病をどう治療するか?〜診断から薬物治療まで〜』と名古屋大学医学部附属病院精神科・化学療法部 病院助教/名古屋大学医学部附属病院 緩和ケアチームの足立康則先生のご講演でした。

がん患者さんにとって「うつ病」はQOLの低下だけでなく、治療への抵抗性に伴う治療効果の低下も診られるということです。

年間約3万人の自殺者がいるという中、最も自殺原因で多いのが“健康問題”ということです。

この健康問題で約半数占め、ほか経済・生活・家庭問題とあるそうです。

で、このがん患者さんでの「うつ病」ですが、まずはがん告知から事のすべてがはじまると思うのですが、この告知を受けたあとがん患者さんの心理変化として“否認”から“不安”と経過し、“鬱”となるという先生のお話でした。

私も以前消化器を中心に仕事しており、消化器は食道がんや胃がん、大腸がんに直腸がん、また肝臓がんに胆のう胆管がん、膵がん、etcと非常に“癌”の多い科で、多くのがん患者さんと接してきました。

その中で私ががん患者さんへ常々思っていたことが、「がん」という病名というか、“がん”という言葉が良くないと私自身思っており、基本一旦がん告知したあとの患者さんへの病状説明などでは極力“がん”という言葉を使わず、「この病気が」だとか「ここが」、「この部位が」と云うようにしてきました。

がん患者さんの告知後の心理変化としては、まずはがん告知の“否定”からはじまり、次いで何で自分が癌にならなくてはならないのかという“怒り”、そして何かを犠牲にすることで癌を治したいという“取引”、その後“鬱”への進行のあと、癌を受け入れる“受容”と一般に変化すると謂われてます。

その中で告知後1週間以内の自殺が多いのも事実で、その中の説明で「この癌が」、「癌がですね・・・」など、告知後に「がん-癌-ガン-がん」癌といわれれば、いわれる患者さんはどうでしょう。

そういった意味でも、告知には十分な慎重な配慮が求められます。

基本、がん患者さんはいくら受容ができていたとしても、治療効果で一喜一憂しますし、絶えずベースには「うつ状態」があるということを念頭に置いて接しなければと思います。

今回は“持論”踏まえての考察となり、私見と捉えていただければと思います。(*´∀`)

うつー1 うつー2

2016.07.15
クリニック夏季休診のお知らせ(再掲)

      〜・〜・〜平成28年度さがら内科クリニック『夏季休診』のお知らせ〜・〜・〜

 8月11日  

 (木)

 8月12

 (金)

 8月13

 (土)

 8月14日

 (日)

 8月15

  (月)

 8月16

  (火)

 8月17

  (水)

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※前回のお知らせと休診日程に違いがありますのでご注意願います。

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