北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

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2016.04.20
📓〜・糖尿病WEBカンファレンス・〜📓

昨日4/19は『糖尿病WEBカンファレンス』で、最近糖尿病治療薬で配合錠がいくつか出てきており、一般的に糖尿病患者さんは高血圧や脂質異常等はじめいくつかの疾患を併せ持っている事が多いため服薬種類も多い傾向にあり、近年2種類の薬剤が1つになった“配合錠”という薬剤が糖尿病薬のみならず高血圧のお薬などにも出てきています。

この配合錠を処方することにより、患者さんのお薬の数も減り、薬価的にも多少のコストダウンとなることもあり、最近では医療者側も、患者さん側にも重宝されていることが多くなってきていると思います。

その上で今回“服薬アドヒアランス”向上目指すには、この『配合錠』が如何に寄与するかというものでの検討です。

薬というものは毎日きっちり処方通り服用するということは非常に大変なことと思いますし、糖尿病のお薬にかかわらず、患者さんはどんな薬であってもお薬が増えていくのは嫌なものだと思います。

そういった中での“配合錠”は服薬錠数が減るといった意味では患者さんにとっては良い影響を与えるかと思われます。(使う側では多少難点もありますが)

ただ、でもどうなんでしょう。

ちょっと話が変わりますが、最近表題の如く『アドヒアランス』ってよく耳にします、って以前は“コンプライアンス”とよくいわれていたことが多かったと思います。

で、この“アドヒアランス”、“コンプライアンス”って、どうなんでしょう。

たとえば、“服薬コンプライアンス”=コンプライアンスが、〇〇順守というものであれば、「服薬を順守する」ということだと思います。

これは医療者側が患者さんを信じて順守してもらえることの前提だと思います。

が、服薬アドヒアランス=アドヒアランス(って、みなさん知ってました?):患者さんが積極的に治療方針の決定に参加し、その決定に従って治療を受けることを意味するということで、患者さんが治療方法などに関与する場合はこちらのアドヒアランスが適切だということです。

これはWHOでも2001年にアドヒアランスに関する会議で、コンプライアンスではなくアドヒアランスという考え方を推進しています。

ということは、患者さん参加型の医療ということになるのですが、もともと医療というのは医療者側の一方通行では医療はできないわけで、患者さんとの歩み寄りがないと医療は成り立たないというのが私の持論です。

このことはインフォームド・コンセントも同様で、インフォームド・コンセント=“説明と同意”といわれるのですが、治療法決定にしてもほとんどの患者さん(ご家族)は、いくつか治療法に提示し、またそのそれぞれの治療法のメリット・デメリットをお話しても、結果「先生の言う通り」という方々が今まだ大半です。

そういった中で患者さんのアドヒアランスをどうするかということこそ、これまた医療者側の上から目線ということではないかと思います。

今回の講演でいろいろな角度からお話もあり、いくつかデータを提示していただきお話をしていただきました。

参考にはなりましたが、改めて患者さんとのしっかりした話し合いで、より良い治療選択を提示していきたいと感じた次第です。

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2016.04.16
🎌・北九州総合病院新病院内覧会・🎌

昨日4/15は北九州総合病院の新病院内覧会でした。

5/9からの新北九州総合病院は、新病院を建築するにあたり城野ゼロカーボン先進街区でのゼロカーボン、子育て支援と高齢者対応の観点で、平成284月に城野地区低炭素先進モデル街区に新病院を竣工。

その名の通り非常に良い病院ができたと思います。

またアクセスも、以前の湯川地区では車主体となってたと思われますが、今回は城野駅前で、尚且つペデストリアンデッキで駅と病院を連結することでJRとのアクセスも良く、前面道路はバス路線という利便で、また周囲には戸建て・集合住宅など新たな街作りもあり、立地としては非常に良好だと思われます。

院内設備も各種最新鋭を導入していることはもちろんですが、病棟など基本個室ベースなど患者さんへの配慮も散見され、人に優しい新病院と思われます。

私のクリニックからも近くなり、今後利用も増えると思われます。

今後の新北九州総合病院を見守っていきたいと思います。

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2016.04.15
📓〜・〜・糖尿病治療戦略Webカンファレンス・〜・〜📓

昨日4/14パークサイドビルで『心血管合併症抑制を目指した糖尿病治療戦略』の産業医大第一内科学講座岡田洋右講師のWebカンファがありました。

糖尿病治療薬はDPP-4阻害薬が2009年12月発売されて以来、さらに2014年4月にSGLT-2阻害薬が発売されてと、近年糖尿病の治療が一新され、最新のデータでも糖尿病のコントロールの指標であるHb-A1cが6.8%と、あくまで糖尿病患者さんの平均値ではありますが非常に良好なコントロールの方向性となってるのも事実です。

がしかし糖尿病患者さんには合併症が多いのも事実で、特に肥満や高血圧症や脂質異常症等々が多く、いくら糖尿病コントロール(Hb-A1c:ヘモグロビン エー ワン シー)が良好であっても、脳卒中や心筋梗塞など発症を減らすというデータはありません。

そういった中で如何に糖尿病患者さんから心血管イベントを減らすかということで、経口血糖降下薬の薬理動態からと、心血管合併症抑制への統合的治療といった面からお話をしていただきました。

で結果、要はインスリン分泌を下げる薬剤(メトホルミンやピオグリタゾン、α-GISGLT-2阻害剤)がインスリン抵抗性を改善して心血管イベント抑制方向となるのでは、また統合的治療というのは糖尿病患者さんの前述の合併症を如何にコントロールするかということです。

これには腎臓での糖の再吸収を抑制して、尿中排泄させるSGLT-2阻害剤が

⇒①糖の再吸収抑制で利尿がつき心臓の負担軽減で血圧コントロール、②糖が尿中から多量に排泄されることでカロリーも抑えられ体重減少に寄与、③これら副次効果で脂質系も抑制され内臓脂肪減少、脂肪肝改善、等々

ということで有効ではということでした。

これは“血糖”、“血圧”、“脂質”、“体重”がコントロールできれば、心血管イベント抑制が期待できるのではという非常に分かり易いレクチャーをしていただきました。

岡田先生、ありがとうございました。!(^o^)!

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2016.04.12
〜・〜・小倉内科医会総会・〜・〜

昨日の4/11小倉飯店で『小倉内科医会総会』が開催されました。

会は現会長挨拶から始まり、各委員からの事業報告や会計監査報告など定例報告が行われました。

今回は総会資料に小倉内科医会の年齢構造表が添付されており、40代前半から100歳超までと幅広い会員数(含、勤務医会員)で、うち40代後半と50代後半とに2峰性のピークがあり、比較的若い先生方で構成されてると思われたことは、いがいと意外な感がありました。

また、今回は内科医会の執行部の刷新も行われ、村岡会長より高野新会長へバトンが渡され、新執行部のお披露目もありました。

総会後は会員懇親会で多くの先生方とお話させて頂きました。

参加の先生方、お疲れ様でした。

総会−3 総会−2 総会−1

2016.04.11
㊗️・G W 診 療 日 程 告 知・㊗️

クリニックのゴールデンウィーク診療日程です。

GW週間

2016/4/29(金)

2016/4/30(土)

2016/5/1(日)

2016/5/2(月)

2016/5/3(火)

2016/5/4(水)

2016/5/5(木)

2016/5/6(金)

診療状況

× (休診)

○(通常診療)

× (休診)

○(通常診療)

× (休診)

× (休診)

× (休診)

○(通常診療)

以上ですが、基本カレンダー通りとなってます。

注)4/3の土曜日通常診療は、9:00〜13:00となってます。

クリニックー2

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