北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

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2016.02.25
〜・〜・小倉認知症医療連携カンファレンス・〜・〜

昨日(2/24)は「小倉認知症医療連携カンファレンス」がリーガロイヤルホテル小倉で開催されました。

この会は認知症専門医療機関であり、市内外でもご活躍されてる三原先生が中心となって開催されてるもので、先日私も一般内科医の立場としてご講演させていただいた会ですが、今回は南ヶ丘病院院長の小原尚利先生より『認知症の治療と予防の可能性』ということで、我々実地医家でもわかりやすいご講演をしていただきました。

特に代表的な抗認知症薬の特徴や、認知症の早期発見の重要性、またトピック的に中年期の高血圧症は老年期発症の高血圧症患者より認知症リスクが高いという報告の紹介がありました。

したがって、若いうちからの十分な血圧コントロールが認知症予防には重要ということらしいです。

最近では糖尿病と認知症の絡みや、胃薬や睡眠導入剤などの頻用薬での認知症との絡み等々もいわれており、そこでの今回の比較的若年者での高血圧の認知症リスクということでした。

今後もそういった絡みでの認知症に対するリスクマネージメントが重要になってくると思われますので、認知症はこれからの疾患でもあるし、次期診療報酬改定でも「認知症地域包括加算」なるものも新設という噂もあり、今後実地医家としても地域の皆様の身体の健康のみならず、認知症含めた精神神経等での診療も重要になるかと思われます。

小原先生、三原先生、ありがとうございました。

認知−1 認知ー2 認知ー3

2016.02.25
〜・〜・胃がん検診講習会・〜・〜

一昨日(2/23)パークサイドビルで、胃がん検診精密検査実施登録医療機関の「胃がん検診講習会」が開催されました。

今回の講習会は、現在徐々に胃がん検診で拡まりつつある内視鏡での検診に向けて“胃炎の京都分類”〜H.pylori(ヘリコバクターピロリ)感染胃炎の診断と胃癌リスク評価のために〜、という内容で、講演を産業医科大学第3内科学診療教授である芳川一郎先生にしていただきました。

内容は主としては、ピロリ菌未感染胃・現感染胃・除菌後胃の内視鏡所見を実際の内視鏡画像供覧しながら説明していただきました。

他、胃癌リスクとして生活習慣の関わりなども補足的に説明していただき、非常にわかりやすいご講演でした。

芳川先生ありがとうございました。

胃癌−3 胃癌ー2 胃癌ー1

2016.02.20
💉AICS(アミノインデックスがんスクリーニング)の導入💉

この度クリニックでは『がんリスク検査』である“アミノインデックス®がんリスクスクリーニング検査”AICS(AminoIndex® Cancer Screening)を導入いたしました。

この検査は血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがんである人のアミノ酸濃度バランスの違いを統計的に解析することで、現在、がんであるリスクを評価する新しい検査です。

1回採血(5ml)で、複数のがんを同時に検査することができます。早期のがんにも対応しています。

AICSの対象となるがんは、

男性では胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がんの合計5種のがんに対するリスクを評価します。

女性では胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮がん・卵巣がんの合計6種のがんに対するリスクを評価します。

ただし、検査時に妊娠されている方、授乳中の方、がん患者(治療中を含む)の方、先天性代謝異常の方、透析患者の方は、AICS値に影響がありますので検査は受けられません。

また、AICSはがんであるかどうかを確定するものではありません。

が、この検査を通じ、いくつかの検査結果を総合的に判断することで、がんを見つけ出せる可能性が高くなると考えられます。

ちなみに、この検査は健康保険は適応されませんので、お問い合わせいただければと思います。

アミノインデックス

2016.02.19
🏥・あべやま連携の会・🏥

昨日(2/28)ステーションホテル小倉で『第6回あべやま連携の会』が開催されました。

この会は北九州総合病院主催の会で、今回6回目は消化器系のご講演をいただきました。

症例検討では北九州総合病院消化器内科の甲斐健一先生からIFN(インターフェロン)フリーの経口薬の自験例の検討の紹介でした。

北九州総合病院には肝臓専門医が3名おられ、今後もより専門的な治療を行なっていくというご紹介もありました。

特別講演では、北九州総合病院消化器内科部長の黒瀬龍彦先生から消化器内科領域でのステント治療のご紹介で、胆膵領域のみならず消化管でのステント治療も積極的に行っておられ、ビデオ映像交えてわかり易いご講演をしていただきました。

北九州総合病院は今年51日で城野駅前に新築移転となり、移転前後での診療体制等で患者・救急受け入れのお話もあり、着々と準備ができてるという感がいたしました。

ご講演の甲斐先生・黒瀬先生、お疲れ様でした。

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2016.02.19
〜・〜・肝疾患を考える会・〜・〜

一昨日(2/17)は新小倉病院副院長で肝臓病センターのセンター長である野村秀幸先生主催の『肝疾患を考える会』が小倉興産KMMビルで開催されました。

まず症例提示として新小倉病院谷本先生より抗アレルギー薬のリザベンでの薬剤性肝障害の症例検討があり、典型的な薬剤性肝障害の経過を呈し、治療選択等のご教授を野村先生の方からしていただきました。

また、講演は新小倉病院山下信行先生から新小倉病院での「C型肝炎経口治療薬の実臨床」でお話しいただきました。

新小倉病院は野村先生のもと肝臓治療薬の多くの治験をやられており、今回もIFN(インターフェロン)フリーの経口薬の豊富な治験症例での最新のC型肝炎の治療効果のお話でした。

この会は味の素ファルマ共催で比較的セミクローズな会で、前述の最近話題のIFNフリーの経口薬など販売メーカーでないこともあり忌憚のない意見交換が出来、ありがとうございました。

野村先生はじめ、ご講演いただいた谷本先生、山下先生お疲れ様でした。

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