- 2016.01.28
- 〜・〜・北部福岡感染症研究会・〜・〜
昨日(1/27)はリーガロイヤルホテル小倉において『第3回北部福岡感染症研究会』。
ご講演は、肺炎診療川崎医科大学総合内科学准教授である宮下修行先生による肺炎診療の最新話題ということで、ガイドライン改定で今後の肺炎治療の方向性見据えるといったご講演でした。
現在肺炎のガイドラインは「市中肺炎ガイドライン」と「院内肺炎ガイドライン」、「医療関連肺炎ガイドライン」の3つがあります。
これらガイドラインの他に、小児肺炎ガイドライン、誤嚥性肺炎ガイドライン、間質性肺炎ガイドライン、等々があります。
現在治療方針は基本ガイドラインのあるものはガイドラインに沿ってという方向性と思われますが、やはり病態によってはガイドラインを逸脱せざるをえない場合もありますが、ガイドラインは幾つかのエビデンスに基づいてのものも多く、やはりまずはガイドラインに沿ってということになるかと思います。
特に肺炎ガイドラインは前述のごとく幾つか病態によっても違い、中でも抗生剤の使用途やステロイドに使い方など。
我々開業医も市中肺炎や医療関連肺炎、また特に近年ではマイコプラズマ肺炎など関わることも多いと思いますので、今回の講演はある程度治療指針にもなったと思います。
宮下先生ご講演ありがとうございました。