北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

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2018.06.14
〜・〜北九州ブロック肺がん検診読影従事者講習会〜・〜

昨日第3回北部九州肺縦隔研究会及び北九州ブロック肺がん検診読影従事者講習会が開催されました。

今回のスキルアップの講演は

講演1では金沢医科大学呼吸器外科の浦本秀隆教授の『近年のTreatment modalityの進歩』という演題で、近年の肺がん外科治療の変遷などから現在では胸腔鏡はじめ低侵襲な縮小術が拡がり患者さんへの術後のADL向上や術後疼痛などがかなり軽減されてきており、また、がんの遺伝子検査などもすすみ、がん生存率も上がってきてるということでした。

また、

講演2では鹿児島大学大学院呼吸器内科の井上博雅教授より『閉塞性肺疾患(COPD)治療に関する最近の話題』ということでご講演いただき、近年のCOPD治療薬の進歩でかなり治療管理も向上してきてる、特に長時間作用性抗コリン薬(LAMA)、長時間作用性β2刺激配合剤(LABA)の治療法や、気管支喘息のときに用いられる吸入ステロイド(ICS)に加え、吸入ステロイドと長時間作用性β2刺激薬配合剤との合剤ICS/LABA等々の治療法等々のご講演で、実地医家にとって非常に参考になるお話でした。

御二方の先生方のご講演非常に勉強になり、クリニックの患者さんへの今後の治療に非常に寄与するものとなりました。

ありがとうございました。

 

2018.05.30
〜・〜・📓糖尿病 WEB Symposium📓・〜・〜
昨日の5月29日小倉北区堺町にあるパークサイドビルで糖尿病WEBシンポジウムが開催されました。
テーマはPRIME-V studyというもので、このstudyは糖尿病治療薬である経口血糖降下剤で近年first choiceで用いられることの多いDPP-4阻害剤に、これに加えて今糖尿病治療薬としてのベストな組み合わせといわれてるSGLT-2阻害剤とメトホルミnという治療薬のそれぞれの併用で、内蔵脂肪に及ぼす併用効果が如何な結果となるかというtrial studyです。
結果はそれぞれの薬剤の特徴がよく反映された結果となっており、やはりSGLT-2阻害剤は体重や脂質系に関してはメトホルミンに比し優位な差を持っての結果となり、糖尿病のHb−A1c等の優位な改善効果はメトホルミンが優位であったり等の結果となっってます。
このことは糖尿病患者さんの治療方針として、まず体重など優先的に改善が必要な患者さんへはSGLT-2阻害剤の併用、血糖コントロール優先での治療ではメトホルミンとの併用など、患者さんの病態に合わせた治療が推奨されるという結果だと思いますし、私の糖尿病患者さんへの治療アプローチの裏付けにもなった感がありました。
今後も患者さんへの最良治療目指し、日々研鑽していきたいと思った次第です。
 
2018.05.18
❗❗❗〜・糖尿病勉強会・〜❗❗❗

ここ最近糖尿病の勉強会にいくつか参加させていただきました。
糖尿病の治療目標もここ数年で大きく様変わりしてきてます。
これはウイルス性肝炎治療の様変わりと似た感もあると思います。
私のクリニックも糖尿病患者さんが、近年増加傾向にあるのは確かです。
で、最近感じることは、色々な学会、講演会、研究会など参加し、糖尿病になったら以前までは「眼は見えなくなる」、「足は腐る」、「透析になる」などはいわれてましたぎ、最近では心血管障害や脳卒中のリスク、まだ他には認知症やガンのリスクなどなど、糖尿病は様々なリスクの諸悪の根源と個人的には考えてます。
今後クリニックで患者さんのより良い治療を施すのはこういった勉強会は大事だと思います。
以前の考え、今の考え、そして以前の治療の良さを見直し、更に今の考えと良いところを癒合させてというように、今後の高齢化社会に対応出来るよう、ガイドラインの微調整もおこなわれいます。
クリニックでも、患者さんの個別の環境鑑みて、処方の工夫などさせていただいてますが、それだけの糖尿病治療のバラエティさも近年あると思うので、クリニックのみならず、ご家族の協力はもちろん、ケアマネジャーや、訪問看護師、近隣の方々など皆と協力出来る環境を少しでも構築出来るよう、患者さんへは各々に最良の医療提供をしていきたいと考えます‼️

   

2018.05.03
🎌ゴールデンウィークの日程🎌(再掲)

ゴールデンウィークの日程をお知らせ致します。           2018.04.06 医療法人さがら内科クリニック 院長

診療体制:平成30428日土曜日〜平成3057日月曜日(GW期間

  MON TUE WED THU FRI SAT SUN
            4月28日 4月29日
AM(9:00〜13:00)            通常診療   休 診
PM(15:00〜18:30)               休 診
               
  4月30日 5月1日 5月2日 5月3日 5月4日 5月5日 5月6日
AM(9:00〜13:00)   休 診  通常診療  通常診療   休 診   休 診   休 診   休 診
PM(15:00〜18:30)   休 診  通常診療  通常診療     休 診     休 診
               
  5月7日            
AM(9:00〜13:00)  通常診療 ⇒⇒⇒⇒⇒          
PM(15:00〜18:30)  通常診療 ⇒⇒⇒⇒⇒          

以上、基本カレンダー通りとなってますが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。

2018.02.07
📓〜主治医意見書記載研修会〜📓

昨日(2/6)は市商工貿易会館にて主治医意見書記載研修会が行われました。

会では、主治医意見書への記載注意点や、主治医への情報提供対象拡大等々の申し合わせなどありましたが、講演で小倉医師会理事の木村喜男先生より『認知症における薬のリスク』というお話がありました。

認知症の診断には画一的なものはなく、患者家族や介護されてる周りのお話が非常に重要となるのですが、“急に言動がおかしくなった”、“認知がひどくなった”などのとき、常用している薬剤を今一度見直すことも診断の一助になる。

特に認知症関連では認知症の増悪原因と思われる薬剤を休薬することだけで症状が改善することが多々あるという内容でした。

いつも私どもは自分たちの処方には気をつけているつもりではありますが、漫然とした中には留意せざる薬剤がないわけではありませんし、他(院)科で処方されている薬剤まではわからないこともあります。

特に、睡眠導入剤や安定剤、抗うつ(精神)剤などは留意要すことはよく知られてますが、胃薬でのH2ブロッカーや抗アレルギー薬のヒスタミン製剤や、抗パーキンソン薬、排尿障害等での抗コリン製剤、降圧(不整脈)剤の一部、抗甲状腺薬などなど留意要す薬剤は多岐にわたりますが、最近話題の高齢者の“ポリファーマシー(多剤服用)”にも関わることなので、我々実地医家としても十分気をつけて診療する必要性があることを改めて認識した次第でした。

木村喜男先生ご講演お疲れ様でした。

来週13日には私が認知症サポーター医として『認知症かかりつけ医研修会』診断・治療のお話をしなければなりませんので、大変参考になりました。

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