北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

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2015.11.09
🏨〜・施設忘年会・〜🏨

先週末の11/7に『NPO法人列島会の大忘年会』が、クラウンパレス小倉で開催されました。

「NPO法人列島会」の中心組織である「創造館クリエンティブハウス」は障がい者自立支援型の施設で、小倉北区大畠にある旧小文字病院で施設展開しており、当クリニックも今春まで同じ施設内に隣接していました。

お互いに開業時期もほぼ同じで、クリニックも開業当初より医療支援行ってきた経緯があります。

今では「NPO法人列島会」は、障がい者就労支援や、障がい介護事業の一環として生活介護や居宅介護、ショートステイに、飲食業、テナント事業に、共同賃貸住宅・学生寮、etcと幅広い事業展開をしてます。

今春クリニックは前面道路はす向かいに移転いたしましたが、今後も「NPO法人列島会」さんとは現状での関わりの継続を行いたいと思います。

忘年会も、障がい者の皆様の司会進行や、余興等催され、非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。

NPO法人列島会理事長はじめ、職員と200余りとご参加された方々、お疲れ様でした。

列島会−2 列島会 列島会−1

2015.11.09
🏥〜・福岡PEG・半固形化栄養法研究会・〜🏥

先日の11/7土曜日に「福岡PEG研究会」と「福岡半固形化栄養法研究会」との合同世話人会が、JR博多シティ会議室で行われました。

PEG(略:ペグ)=Percutaneous Endoscopic Gastrostomy : 経皮内視鏡的胃瘻造設術→通称:PEG=ペグ=胃ろう

今まではそれぞれ個別での研究会でしたが、昨年福岡PEG研究会が10回目の研究会が開催されたのを契機に、また一昨年の診療報酬改定でPEGまつわる環境も変わってきたこともあり、今後のPEG・栄養等の変化等鑑み、来年度より合同で開催されることとなりました。

で、研究会名も『福岡PEG・半固形化栄養法研究会』とし、研究会の会則や、今後の研究会の運営方法など双方の世話人先生方が参集し合同世話人会として開催されました。

福岡PEG研究会では当初よりPEGの造設に管理、それにPEGにかかわる合併症に栄養法と、この10年間会として行ってきており、栄養法でも最近トピックスな半固形化栄養法も香川大学医学部の合田文則先生招いてご講演(私が座長で)をしていただいた経緯があります。

今回半固形化栄養法研究会と合同となることで、PEG研の世話人は医師が多く、半固形化栄養法研究会は医師もですが、栄養士やコメディカル関係も多く、これらが合同となることで更なる会の質向上の期待ができるものと思います。

再来年のHEQ(略:ヘック)=Home Health Care, Endoscopic Therapy and Quality of Life:PEG・在宅医療)研究会では、今回の合同研究会の代表世話人である福岡大学筑紫病院外科の前川隆文先生が当番世話人となり開催されますので、この合同研究会でのサポートも重要となってくると思いますで、より一層の研究会となればと思います。

世話人 世話人−4 世話人−1 世話人−7

2015.11.06
📔〜・北九州認知症エリアサミット・〜📔

昨日(11/5)ステーションホテル小倉で『北九州認知症エリアサミット』が開催されました。 この会は地域の認知症診られてる医療機関の現状報告や、特別講演では認知症牽引されてる先生のご講演を、地域の認知症診療に携わる医師を中心に討議する会で、今回は小倉蒲生病院の精神科診療部長の後藤直樹先生から蒲生病院での認知症治療の現状のお話がありました。 小倉蒲生病院は、都道府県及び指定都市により認知症専門医療の提供と介護サービス事業者との連携を担う中核機関として指定を受けた医療機関である「認知症疾患医療センター」を持ち、地域の認知症基幹病院となってます。 特別講演では、順天堂大学で長年認知症ご専門にご活躍されてる田平武先生から、「アルツハイマー病治療薬の使いこなし」という演題でお話をいただきました。 現在認知症治療薬には、コリンエステラーゼ阻害剤であるアリセプト(ドネペジル)、レミニール(ガランタミン)、イクセロン・リバスタッチパッチ(リバスチグミン)に加え、N-メチル-D-アスパラギン酸受容体拮抗薬であるメマリー(メマンチン)とあります。 また、認知症も主だったものでも、アルツハイマー型認知症始め、レビー小体型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症、若年性認知症、アルコール性認知症とあり、さらに正常圧水頭症や、まだら認知症などもあり、実際実地診療でも、どういったタイプの認知症なのか、この認知症にはどの薬剤で治療したらいいのか、またそれぞれの認知症薬でどういったときにどう用いるのか、認知症薬以外の薬剤とどう使い分けや併用等々するのか、という悩みがあります。 特に認知症には、認知症の中核症状と、周辺症状(BPSD:Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)等があります。 中核症状は基本認知症の直接の原因である「脳の細胞が壊れる」ことで起こる症状のことで、一方、周辺症状とは「行動・心理症状」とも言われ、認知症は本人が元々持ち合わせている性格や置かれている環境が大きく作用し、症状も多様化することで出る症状です。 今回のご講演で、この認知症薬使用において、実際診断治療には症状経過だけでなく、画像等も必要ではありますが、多少なりとも自分なりの患者さんに応じた治療提供ができるよう、今回の小倉蒲生病院や他の認知症専門医療機関と連携取りつつ、実地診療で認知症に積極的に取り組まねばと感じた次第です。

認知症−3認知症−1認知症−4 認知症

2015.11.05
📔〜・予防接種研修会・〜📔

昨日(11/4)TKP小倉シティセンターで、北九州市医師会の予防接種研修会が開催されました。

冒頭、今回のインフルエンザで出荷調整となっていた「化血研」から、今回の経緯についての説明と謝罪がありました。

本題の予防接種研修会は、福岡市立心身障がい福祉センターセンター長宮崎千明先生からの『予防接種の最新情報』ということで、昨年から今年にかけての予防接種の動向や、日本と海外でのワクチン接種状況、また個別には、麻疹や風疹対策、ロタウイルスワクチンと腸重積、HPV(子宮頸がん)ワクチンの現状、B型肝炎、日本脳炎、BCGDPT-IPV、インフルエンザ等々それぞれの現状と対策。

ヒアリハット的な予防接種事故に、新しいワクチンの接種方式等々のお話がありました。

中でも、ワクチン情勢では日本はまだまだワクチン接種に関しては後進国であるということや、風疹に関する特定感染症予防指針で東京オリンピックまでに風疹を廃絶目標、近年ロタウイルスは春先へのピークの移行傾向、肺炎球菌ワクチン(B型肝炎ワクチン)の定期化、4価結合型髄膜炎菌ワクチン等々に、今年のインフルエンザワクチンなど、本題通りの“予防接種の最新情報”をお教えいただきました。

予防接種全般に加え、接種法での皮下注と筋注についてなど、教科書にはない勉強をさせていただき、ありがとうございました。

予防接種−2予防接種-3 予防接種−4予防接種−1TKP小倉シティセンター

2015.10.31
📖〜・心血管セレクトカンファレンス・〜📖

昨日(10/30)は、リーガロイヤルホテル小倉で『心血管セレクトカンファレンス』が開催されました。

このカンファレンスは、北九州の循環器の先生方中心でおこなわれていると思われるのですが、今回私は講演内容に興味があったのと、健和会大手町病院副院長築島直紀先生が座長ということで、演題の進行等含め築島先生のお話が聞けると思っての参加です。

講演1では、最近需要が急伸しているNOACs(新規経口抗凝固剤→今は、非ビタミンK阻害剤経口抗凝固剤、となってるらしいですが)

のモニタリング不要論中心のお話を、JCHO九州病院内科部長である吉村仁先生からのご講演いただきました。

NOACは、従来あるワーファリンという抗凝固剤に対しての新薬で、発売当初よりワーファリンに比し、食事の影響はない、凝固系のコントロールのモニタリングの必要性もないということで、非常に患者さんにとっての良薬ということで、我々もコスト面以外では、処方し易いといった面もあるのですが、このモニタリングがホントに不要でいいのかという検証含めた講演でした。

実際脳出血など発症された症例で凝固系の著名な延長などみられてたものもあるようで、何らかの原因で出血傾向疑念される患者さんは、やはりモニタリングの必要性はあるのでは、また座長の築島先生の更なる助言等で、今回私もNOACs使用に際して共鳴したところです。

演題−2の静脈血栓症治療の新たな展開では、北九州総合病院の循環器内科近藤先生からのお話で、我が国と欧米のガイドラインを比較しながらでのご講演で、この病態は我が国では認知が比較的最近(エコノミークラス症候群などいわれるようになってくらいからか?)であるということ、またこの病態のなかでも深部静脈血栓症は肺血栓塞栓症を視野に患者さんが重篤な病態に陥りやすいので十分留意が必要というお話で、開業医での実地とは多少違うお話でしたが、抗凝固剤の有益なご講演が聞けたと思います。

築島先生はじめ、ご講演された先生方に、参加された先生方、お疲れ様でした。

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