- 2015.09.26
- 📓医療問題研究会📓

平成27年度インフルエンザ予防接種のご案内
かかりつけの患者さんは外来時に接種日程の確認をさせて
いただきますが、一般の方は下記までご連絡の上予約をお
願いいたします。
※予約番号 TEL 093-512-5068
平成27年度の接種料金が、以下の理由で変更となっております。
→平成26年度までのインフルエンザワクチンは、A型2種とB型1種の3価のワクチンでしたが、今年度はこれまでのワクチンにさらにB型1種の型を加えた4価のワクチンとなっております。
平成27年度インフルエンザワクチン製造株
A型株
・A/カリフォルニア/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
・A/スイス/9715293/2003(NIB-88)(H3N2)
B型株
・B/プーケット/3073/2013(山形系統)
・B/テキサス/2/2013(ビクトリア系統)
インフルエンザワクチンの製造株は日本全国共通のものです。
医療機関によって差がないため、どこで接種されても同じです。
したがいまして、ワクチンの納入価格が高くなった分、接種料金も高くなっておりますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
6ヶ月以上 3歳未満 = 0.25ml (必ず2回接種します)
3歳以上 13歳未満 = 0.5ml (原則2回接種します)
13歳以上 = 0.5ml (原則1回接種です)
以上、ご確認の上、よろしく願いいたします。
医療法人さがら内科クリニック 院長
昨日(9/24)は、小倉内科医会実地医家講演会がリーガロイヤルH小倉で開催されました。
今回のテーマは『慢性腎臓病のリン管理:リン制限をいつ始めるべきか』という演題で、自治医科大学分子病態治療研究センター抗加齢医学研究部教授である黑尾誠先生にご講演いただきました。
今回のテーマは腎臓専門医や透析専門医以外の、一般実地医家の先生方にはあまり馴染みのない(少なくとも私には( ´ ▽ ` )ノ)テーマで、少々敷居の高い感があるものでした。
ただ、リンやカルシウムなど体内のミネラルが正常に代謝されるのには、腎臓が重要な働きをするといったくらいで、馴染みがないからこそ一度勉強という意識で今回の聴講です。
そこで今回のメインでのリンですが、ただ腎臓とリンというわけでなく、副甲状腺や骨の関わりや、、カルシウムやリンが正しく代謝されなければリン代謝異常でリン酸カルシウムによる血管がガチガチに硬くなる「血管の石灰化」が起こり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも上がるという血管系など、当然のことながら全身に関わるということです。
そういった意味でも、リン代謝に今一度意識を向けるといったいい講演会となったと思います。
また、今回の講演会でこういった普段あまり意識しない(してないといけないのですが>* ))))><)テーマでの講演会に出ることで、さらに診療の幅を拡げ、患者さんへの有益な診療へと還元できればと思った次第です。
昨日(9/18)パークサイドビルに於いて『北九州ブロック肺がん検診読影従事者講習会』があり、ミニレクチャーとして製鉄記念八幡病院呼吸器内科中垣憲明先生より「非小細胞肺がん化学療法最近のトピックス」があり、特別講演で広島大学大学院放射線腫瘍学の永田靖教授より「肺癌に対する体幹部定位照射の現状」ということでご講演いただきました。
ミニレクチャーでは、非小細胞肺がんは非常に予後的にも厳しい癌でありますが、それでも現在比較的奏功率もある、脳転移へも有効性も認められてる化学療法の症例を通じてのお話で、特別講演の永田教授は体幹部定位照射ではわが国で草分け的な先生で定位照射の歴史から変遷、現在の現況等お話していただき、化学療法にしても、定位照射治療にしても、現在の肺がんの治療環境がどうなのかという一片を感じさせていただいた講習会でした。
クリニックでも年間必ず肺がんの患者さんがおられます。
そういった意味でも現在の肺がんの治療環境がどうなのかも情報得ることは重要ですし、そういった情報を患者さんへのフィードバックができればと思った次第です。
昨日(9/15)は「平成27年度第1回北九州ブロック大腸がん検診従事者講習会・第222回生涯教育講座」が市商工貿易会館で開催されました。
市のがん検診(肺がん、大腸がん、前立腺がん等々)登録している医療機関は例年年1回の講習が義務付けられているのですが、その時の講習会では、関連する病態でのトピックス的なことや、ワンポイント的なことの講演があります。
今回は“大腸がん”ということで、以前から良悪性で論議されていた大腸の鋸歯状病変についての講演を順天堂大学八尾隆史先生を招いて行われました。
今回、この大腸鋸歯性病変について、今まで消化管での過形成性ポリープhyperplasticpolyposis(HP)は非腫瘍であり、従来は治療の対象とは考えられていなかったのですが、一見過形成性ポリープに類似した鋸歯状の構造を有する病変の中で明らかに細胞異型を有し腫瘍と判断されるものが発見されるようになり、その病変が鋸歯状腺腫seratedadenoma(SA)と名づけられ、さらに欧米を中心にHPにおいて高率に大腸癌が発生すること、明らかな癌の一部に鋸歯状構造を伴う病変が存在するなどがわかってきて、わが国でSAの概念が普及し始めるのと相前後して、欧米ではさらにsesile ser- ratedpolyp(SSP;sesileseratedadenoma=SSA/P) という概念が誕生し、その病理学的特徴や診断基準はSSA/Pは癌化のホポテンシャルを有するとされるが、HPとは異なる別のentityとして扱うべきか、また腫瘍とみなすべきどうかに関して現在賛否が存在し、診断基準に関しても病理医の中で必ずしも普及しているわけではないらしく、最近では大腸癌研究会が、より簡略化した診断基準を提唱している戸言うことでの今回の講習会でした。こういった今までの概念と違う、もしくは新たな知見に関しても、我々実地医家も情報を得ることは患者さんへのより良い情報提供に重要なことと思った次第です。