北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

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2015.08.28
📓内科医会学術講演会📓

昨日(8/27)は「福岡県内科医会北九州ブロック学術講演会」がステーションホテル小倉で開催されました。

今回の講演会は、製鉄記念八幡病院糖尿病内科の野原先生から、現在糖尿病の治療で最も新しいSGLT-2阻害薬の活用法を自験例踏まえてご講演していただきました。

発表のメインは糖尿病患者さんにおける『糖毒性』といわれる、要は高血糖が更なる高血糖を呼ぶ悪循環が「糖毒性」といわれており、この状態をそのままにしていると、ますます糖尿病が悪化、そしてそれが気がつかない間に糖尿病を進行させ、最終的にさまざまな合併症があらわれるようになります。

こういった糖尿病の合併症を防ぐためにも、血糖値を低下させ糖毒性をとり除く必要があり、このSGLT−2阻害薬にこの糖毒性〈解除〉できる可能性があるといった内容でした。

特別講演の元京都府立医大教授で、現在京都の島原病院で肥満・糖尿病センター長につかれている吉田俊秀先生の、主として肥満症への我々(医師)のアプローツの仕方のご講演でした。

この吉田先生は1985年に日本で初めて「肥満外来」を開かれた先生で、肥満外来ではパイオニア的存在の先生で、その先生の数多くの経験を踏まえてのお話でした。

で、結果ですが、肥満には特効薬もなく、“病気を治すため”・“膝痛治したい”・“健康な子を産みたい”・“結婚するため”などどんな目標でもいいので、目標持たせ、《肥満の自覚と動機付け》が重要で、“体重減少に自分は「頑張ります」”と患者さんに云わせないと、肥満治療は上手くいかないということらしいです。

要は、やっぱ肥満治療は難しい、ということですね。( ´ ▽ ` )

ただ、糖尿病患者さんで、体重3~5%の減少で糖尿病治療コントロールの指標であるヘモグロビンA1cの減少傾向が認められ、15%以上の減量で糖尿病正常化の期待もあるそうで、やはり難しいとはいえ糖尿病患者さんにとって体重コントロールは重要なことで、手替え品替えでも、上げたり下げたりでもしながら根気よく患者さんに付き合って治療指導しなければと思った次第です。

勉強ありがとうございました。

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2015.08.27
🏥・特定健康診査・🏥

先日の8/24に小倉医師会館で“平成27年度第1回特定健診・特定保健指導登録医療機関研修会”がありました。

今現在、糖尿病や脳卒中、心筋梗塞、高脂血症などの生活習慣病といわれる患者は年々増加し、現在では国民医療費のおよそ30%を占めているといわれます。

これらの生活習慣病は個々の原因で発症するというよりも、肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満が犯人であると考えられており、内臓脂肪蓄積により、さまざまな病気が引き起こされた状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とよび、注目されています。

そこで健康保険法の改正によって、2008年4月より40~74歳の保険加入者を対象として、全国の市町村で導入された新しい健康診断を特定健康診査(特定健診)とし、テレビや新聞などでは「メタボ健診」という名称で呼ばれることが多くなっています。

この特定健康診査は、糖尿病や高脂血症、高尿酸血症などの生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的として、メタボリックシンドロームに着目し、この該当者及び予備群を減少させるための特定保健指導を必要とする者を、的確に抽出するために行うものです。

健診は従来の問診(生活習慣・行動習慣)・診察(理学的所見)・身体計測・血圧測定に血液尿検査に加え、腹囲が追加されており、男性が85cm以上、女性が90cm以上の場合、メタボリックシンドロームの基本要件を充たすこととなります。

また、医師の判断で選択的に実施する項目…心電図貧血検査眼底検査があり、今までの従来の健診では、医療機関ごとに検査法、検査機器、試薬などの違いにより基準値や健診判定値の違いがあり、異なる健診機関のデータを比較することが出来ませんでしたが、この特定健康診査では実施した健診機関を問わず保険者はデータを一元管理し、リスクの高いものから優先的に保健指導を行うことが求められており、検査測定値の標準化を行うことが出来るようになっています。

また、北九州市では以上の検査に加え『e-GFR(イージーエフアール)』という腎臓の機能評価も行っております。

といいつつも、平成23年度県の受診率が42%(全国平均33.7%)で、北九州市では平成23年度で31.1%と、ここ数年25,6%-28.&%と徐々に増加傾向ではありますがまだまだのところもあります。

公費で市から案内もくると思いますので、年に1回受診されるよう心がけていただければと思います。

特定−1  特定−2  特定−3 小倉医師会館

2015.08.25
🚑臨時情報🚑

医療法人さがら内科クリニックより緊急ご案内です。

現在台風15号が福岡直撃で、北九州も現在雨風が強くなってる状況です。

クリニックの診療はおこなってますが、ご来院の方々は直近の状況等ご確認頂き、十分に気をつけて来られてください。

決して、無理な不要不急の外出は十分にお控え頂きますようお願い致します。

台風

2015.08.22
🏥ブラック・ジャック セミナー🏥

今日は長男坊が産業医科大学第一外科主宰の『ブラック・ジャック セミナー』に参加してきました。

昨年も応募したのですが抽選で外れ非常に残念がってましたが、今年は念願がなってのセミナー参加です。

手洗いや、実際の手洗い研修や、腹腔鏡の模擬、糸結びと、時間的にはタイトでしたがいろいろ経験させていただいたみたいで、非常に有意義な時間のようで、帰ってきてからも私に話をしていただきました。

現状では医学部はまだまだ夢の夢の状態ですが、以前から医師になることは視野に入れてるようで、今回の体験で更に医学部、更には医師としての目標が長男の気持ちの中でしっかりとしたものになってくれればと思います。

今日は初めての環境下での体験で、お疲れ様でした。

BJ1 のコピー BJ2  BJ3  BJ4  BJ5

2015.08.18
📖 北九州肝臓病懇話会 📖

昨日(8/17)は『第451回北九州肝臓病懇話会』の開催で、国立病院機構小倉医療センターでありました。

回数見てもわかる通り、この会は北九州地区の勉強会でも非常に歴史のある会で、尚且つ肝臓病では北九州のみならず、全国で活躍されてる多くの先生方が参加されてます。

また、会の内容も非常にレベルが高く、今回も#1強皮症に合併した自己免疫性肝疾患に、#2感冒から肝障害発症し原発性胆汁性肝硬変判明で、且つこれが自己免疫性肝障害併発という非常に難しい症例提示がありました。

また、特別講演では製鉄記念八幡病院の肝臓内科部長である山下尚穀先生の、C型慢性肝炎の最新治療で昨年から始まったインターフェロン(以下、IFN)フリーの経口薬と、従来でのIFNに経口剤併用療法との、またその中でも更に、著効した患者さんでの発ガンの比較等の検討です。

IFNフリー経口剤はまだ治療開始から1年未満ということもあって十分な症例数ではないのですが、治療年齢層がIFN併用症例と20歳以上さが出ていることや、肝臓病の病期も比較的代償性の肝硬変患者への治療が多くなってきていることなど、ここにきてIFN併用との大きな特徴の差が出てきているのも確かな兆候です。

また、発ガンに関しては、IFNフリーがまだ十分な観察期間がないこともあり、十分なデータは出てきてないですが、IFN使用例でも今まで比較的IFNは発ガン抑制効果があるといわれてきたましたが、著効例であっても治療年齢や線維化の程度、AFPという肝癌の腫瘍マーカー数値等によっては、やはり発ガンリスクがあることがわかってきてます。

特に、線維化に関しては比較的軽度の繊維化症例でも発ガンが診られてる兆候もあるようで、IFNが著効したからといって、IFN治療後もしっかりした経過観察が必要ということが今回の講演で示唆されました。

十分な経過観察がされてない症例では、経過観察されてる症例に比し、生命予後への影響も多大なものがあるデータもあるくらいで、クリニックでも今まで数多くの患者さんに治療行ってきましたが、もっとしっかりとした継続性管理の構築をせねばと思った次第です。

参加の先生方、お疲れさまでした。

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