北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

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2015.07.15
北九州市立医療センター医療連携会

昨日の7/14ステーションホテル小倉で、北九州市立医療センターの医療連携会がありました。
豊島里志病院長の挨拶に始まり、市立医療センターの脳神経外科と心臓血管外科の現在の取り組みのご紹介があり、有馬透総括副院長からの各部署の職員紹介とありました。
市立医療センターの連携会とあって、例年多くの関係者の参加があるのですが、今回も市内のみならず、京都・豊前市に直方、遠賀、福岡(博多)、下関と幅広い地域からの参加があり、医療センターの期待度が伺えたと思います。
近年は我々開業医への門戸も、こういった連携会で大分敷居も低くはなってきたと思いますが、今後も更なる開業医との連携が良くなることを願ってます。
医療瀬センター職員の皆様、参加された皆様、お疲れ様でした。
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2015.07.14
開院祝い❗️-(2)

今回も開院祝いということで、木彫りの品を頂きました。
作は渡辺一夫さんといい、北海道は釧路の在住の木彫り作家で、ほのぼのとした暖かさが宿るレリーフや立像が特徴で、今回の作品も『森のゆりかご』というお題で、木枝に鎮座する気持ちよさげな梟が描かれた木彫りです。
ぬくもり溢れる、素朴ながらも力強さを感じる作品です。(作品展で展示してあったということで、今となったようです)
クリニックのどこに飾るか、前回の手嶋啓輔作の一筆絵『絆双龍』同様思案中です。(⌒-⌒; )
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2015.07.13
健診サポート

一昨日と昨日の土・日(7/11-7/12)、東京の健診専門クリニック「笹塚クリニック」の、北九州での健診ドクターサポートをしてきました。
ドクターサポートと謂いましても、基本医学的な助言を受診者にお話・指導するだけですが、受診者は、全くの健康者から、既往歴があり、かかりつけのある方や、全く医療機関にかかってなくて多少問題のある方等々の方々、また受診者は市内にとどまらず、豊前や筑豊、はたまた粕屋など広範に渡って来られており、この健診の年に3回(年1-2回の方も)の健診で、普段診ていない私が助言することや、下手な助言で不安にさせるのも問題があり、受診者が惑わないようにと、多少の気遣いが入ります。
結果は後日郵送されると思われますが参考にされ、次回11月の健診に受診される方は、今回の結果もとにお話ができればと思います。
土日で100名余の受診者で、スタッフの皆様、受診者方々お疲れ様でした。
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2015.07.10
医療連携会

昨日は北九州総合病院主催の「第5回あべやま連携の会」に参加。
今回は、openingが木原康之内科主任部長で始まり、講演として循環器内科部長の近藤克洋先生の『抗血栓療法の最近の知見』ということで、欧州心臓病学会(ESC)ガイドライン踏まえ、本邦での実臨床にどのように影響があるかなどお話していただきました。
近藤先生の前段で同じく循環器内科の河原慎司先生から「冠動脈CTの有用性」のお話もありました。
closingでは高水間亮治副院長から来年の新病院についての案内もあり、講演会後の懇親会では永田直幹院長からも新病院の御説明があり、北九州総合病院も新たな局面を迎えるにあたって、スタッフの充実を図るなど着々と進んでおり、活気がみられました。
来年のこの会は、新病院移転後の会となるかと思われますが、また楽しみもできたと思います。
余談ですが、北九州総合病院新病院の移転は、来年の5月1日と伺いました。
クリニックも4月30日に引き渡しいただき、5月1日の引越しで、5月7日からの診療開始(北九州総合病院は5月9日からの開院)ということで、何か縁を感じてる次第です。
クリニックから更に近くもなりますし、今後の医療連携がもっとsmoothに行くことを願っております。
北九州総合病院の皆様、参加された医師会等の先生方、お疲れ様でした。
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2015.07.09
勉強会報告

昨日の7/8に認知症治療薬ガランタミン(商品名:レミニール®)の勉強会がありました。
アルツハイマー病患者の脳には黒い斑点状(老人斑)が点在します。
その要素がβアミロイドと呼ばれるものです。
βアミロイドは少量である場合には無害なのですが、たくさん集まると有害なものに変わってしまいます。
最初にアルツハイマー患者の脳からアルミが検出されたのは1976年で、カナダの病理学者が発見しました。
アミロイド班(老人斑)は、βアミロイドと呼ばれるタンパク質が、大脳皮質などの神経細胞の周囲に沈着して出来るという過程でが認知症です。
現在認知症には4つのアルツハイマー病治療薬が承認されてます。
ドネペジル(日本名:アリセプト®、ドネペジル®)、リバスチグミン(日本名:イクセロンパッチ®/リバスタッチパッチ®)、ガランタミン(日本名:レミニール®)は、軽度から中等度のアルツハイマー病の治療に使用されます(ドネペジル(日本名:アリセプト®、ドネペジル®)は、高度のアルツハイマー病にも使用可能)。メマンチン(日本名:メマリー®)は、中等度から高度のアルツハイマー病の治療に使用されます。
これらの医薬品は、ニューロン間の情報を伝達する化学物質である神経伝達物質を制御することにより機能します。
思考、記憶および発語能力を維持するのに役立ち、特定の行動・精神症状の改善にも役立つ可能性があります。
しかし、これらの医薬品は、アルツハイマー病の病態そのものの進行に変化を与えるものではなく、人によって有効な場合も、そうでない場合もあり、また、限られた期間のみしか効かない場合もあります。
アルツハイマー病のよくある行動・心理症状には、不眠、興奮、徘徊、不安、怒りおよびうつ等があります。
現在これらの症状に対し、なぜ起こるのかを研究し、それらに対処するための新しい治療法(薬物療法および非薬物療法)について検討されてます。
行動・心理症状の治療により、しばしばアルツハイマー病の人の気分は落ち着き、介護者にとっては介護がしやすくなりますこともあり、これらに前述の薬剤の適切な使用でかなりのコントロールも可能となると思います。
今現在認知症患者さんの行方不明や、介護者との無理心中など社会問題化されており、より認知症の病期にあった治療やサポートがこれから重要になると思われますし、それを今後は地域の実地医家の先生方が関わっていかなければならないと思います。
今回はガランタミンの勉強会でしたが、今後も現在ある4種の薬剤の特徴や患者さんの状態に合わせて、ここに合わせた治療が求められると思われますので、今後の研鑽も欠かせないと思います。
ご講義ありがとうございました。
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