北九州市小倉北区でのC型肝炎、肝臓癌、肝炎、肝硬変などの治療は医療法人さがら内科クリニックへ。

ブログBlog

2014.09.03
糖尿病インターネット講演会
今回は昨日(9/2)MSDさんのサテライトオフィスでIT講演会に参加しました。
テーマは「糖尿病診療のブラックボックス」というテーマで、今まで夜間深夜帯の血糖変動が闇に包まれていましたが、近年持続血糖測定器のCGMという24時間5分おきに血糖測定出来る機材取り付け、24時間心電図であるホルター心電図を同時測定して、ブラックボックスといわれる夜間深夜帯の低血糖の身体的影響をみるというものです。
すると、高血糖の時に交感神経の緊張が高まるのではなく、高血糖から急な血糖低下時に交感神経の緊張が高まることがみてとれ、一見血糖コントロールが良さそうな患者さんでも、夜間深夜帯に低血糖になっていると、この時に交感神経の緊張が高まることがわかり、交感神経の緊張が高まるということは、生体が危機的な状況と判断してるということなので、こういった時は非常に危険な病態と思われます。
これらは今CGMが簡便に測定出来るようになったからわかってきたもので、現在はこういったツール用いて更なる良好な血糖コントロールを患者さんには提供する必要があると思います。20140903152158.JPG20140903170110.JPG

2014.09.01
ストップ‼️NO卒中プロジェクト エリアシンポジウム

今日もリーガロイヤルホテル小倉での勉強会です。
今回は8月28日にリーガロイヤルホテル小倉で、『ストップ‼︎NO卒中プロジェクトエリアシンポジウム』、九州医療センターの臨床研究センター長の岡田先生の脳卒中の20年の経験をもとでの講演でした。
で、今回のテーマ心房細動が如何に脳卒中・梗塞のハイリスクかお話していただきました、
特に心房細動は心原性脳塞栓という頓死のリスクも高く、如何に心房細動をコントロールし、卒中予防していくかが重要ということを改めて感じました。
今後も患者さんのために、基幹病院の脳神経内科・外科に循環器科等と連携することが重要と感じた講演会でした。20140901101356.JPG20140901101426.JPG

2014.08.28
ハートリスク研究会

昨日リーガロイヤルホテル小倉で『ハートリスク研究会』に参加しました。
テーマは“末梢動脈疾患(PAD)の最新治療”と“心血管疾患と糖尿病治療”ですが、PADに関してはステントの発達でかなり治療成績があがってきてる期待の講演でした。
ただ、PAD有する患者の50%は冠動脈疾患有し予後不良というのはショッキングでした。
(PADの患者さんの年齢層が冠動脈疾患の患者さんより多少高いことや、PAD疾患は大中血管に発症するため、大中血管に動脈硬化性変化が出来る頃は小血管の冠動脈には既に病変があるが、下肢の痛み等で運動量も低いため心筋虚血発作等が起きにくいこともあり、以上のような事で予後不良と思われる。)20140828115522.JPG
因みに、冠動脈疾患有する患者は25%がPAD有するということでした。
心血管に対する糖尿病からの影響では、糖尿病の代表的合併症である血管障害に加え、糖毒性や脂肪毒性、ミトコンドリア障害などからの心筋障害からの所謂糖尿病性心筋症からの心不全などあり、しっかりした糖尿病治療が肝心と改めて思った次第です。
明日からの糖尿病患者さんに、こういったことも頭に入れて指導したいと思います。20140828115556.JPG

2014.08.26
Primary Care Dr. Summit 2014

先週の週末の23日と24日に東京品川にあるグランドプリンスホテル新高輪で「Primary Care Dr. Summit 2014」に参加してきました。
プライマリケアとはいわゆる総合医ということですが、海外ではまずプライマリケア医が患者さんを診て、そこからより専門性の高い科へ紹介治療というながれが確立しており地位も高い医療医ということで、日本ではまだまだ十分確立しておらず、今まさに検討施行していこうという段になってるところです。
5年前にも同様な勉強会に参加したのですが、今回はそのプライマリケア医の原点である聖路加国際の日野原重明先生の御講演もあり非常に有意義な勉強会でした。
私もクリニックのHPの「理念」の当院の医療姿勢にも記しているのですが、開業医がこういった勉強研鑽積んで、もっとすすめていかなければ改めて思った次第です(=^ェ^=)20140826164554.JPG20140826164630.JPG20140826164708.JPG20140826164745.JPG20140826164815.JPG

2014.07.30
研究会報告

昨日の29日は「心血管病予防研究会」に参加しました。
近年、糖尿病をはじめとして認知症との関わりが多く論じられているところではあるのですが、今回は“高血圧症”との関わりの講演を拝聴しました20140730150114.JPG
演者の秋下先生は高齢者医療では著名な先生で、今回も種々の降圧剤の特徴踏まえた認知症観点からの使い方はですが、血圧コントロールの適正化や、絡んで糖尿病などでの低血糖の認知症リスクなど様々な視点から認知症の関わりを話していただき、非常に勉強となった次第です。
これからの実地医療に活かせていきたいと思います20140730150208.JPG

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