- 2017.01.18
- 〜・〜認知症サポート医フォローアップ研修意見交換会〜・〜
昨日の1/17、認知症支援・介護予防センターで『認知症サポート医フォローアップ研修意見交換会』が開催されました。
この会は私が昨年12月“認知症サポート医養成研修会”で認知症サポート医として認定されてのフォローアップ研修に位置づけられてるものです。
今回は認知症サポート医のみならず、ものわすれ外来医、統括支援センター・地域包括支援センター職員、在宅医療・介護連携支援センター職員等々も参加しての意見交換会も兼ねており、市内各区より担当者の参加があり、それら各区別にグループ分けしての研修意見交換会となってました。
認知症サポート医、認知症支援・介護予防センター、統括・地域包括支援センター、在宅医療・介護連携支援センターの各役割等の説明や、それら多職種交えての“認知症支援において地域で困っていること”、“地域連携をすすめるにあたって今後何が必要か”などが主に意見交換がなされました。
自身今回初の参加で、今まで多くの認知症患者を診てきてる方々の意見は非常に参考になったのも事実ではありますが、各論で “啓発活動”、“地域連携の問題—地域での見守り・各機関”、“医療介護問題”、“介入のタイミング問題”など話し合われましたが、なにかしら表面的な感じがして、家族やサポートする人がいる場合は良いのですが、現実私達のような実地医家では「独居の問題」や、「認認介護」などの問題も多々あるわけで、そういった内容は今回あまり上がってこなかったのが多少如何なものかと感じた次第です。
今回は私も初めての参加でもあり、多少遠慮の感もありましたが、今後はもう少し意見を出し、皆と種々検討できればクリニックの患者さんへの良いFeedbackが出来るのではと思った次第です。
ただ、北九州市では統括支援センター中心に、各区に24もの地域包括支援センターが設置されており、夜間休日の緊急体制もなされており、また官民一体となった北九州独自の取り組みなどもあり、全国的にも認知症対策に対し先進的な試みも行われていると改めて感じた次第です。
参加された方々、お疲れ様でした。