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認知症検査

認知症とは?
現在認知症に関しマスコミ等でも社会的問題となっており、2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると想定されてます。現代社会において認知症は特別な疾患ではなく、いわゆるcommon disease(コモン ディジーズ:通常疾患)とも云えるのではないでしょうか。そういった中で“自分はどうなのか”といった不安もあるのではないでしょうか。認知症も早期発見が重要で、早期の認知症が示唆されれば何らかの対応も可能ですし、進行を遅らせることも可能となります。ただ、ここで「加齢による物忘れ」と「認知症による物忘れ」物忘れには「加齢」によるものと「認知症」が原因となるものがあります。前者は、脳の生理的な老化が原因で起こり、その程度は一部の物忘れであり、ヒントがあれば思い出すことができます。本人に自覚はありますが、進行性はなく、また日常生活に支障をきたしません。後者は、脳の神経細胞の急激な破壊による起こり、物忘れは物事全体がすっぽりと抜け落ち、ヒントを与えても思い出すことができません。本人に自覚はないが、進行性であり、日常生活に支障をきたします。
「加齢による物忘れ」と「認知症による物忘れ」の違い
加齢による物忘れ 認知症による物忘れ
原因 老化 病気
体験したこと 一部を忘れる 全てを忘れる
物忘れの自覚 あり なし
日常生活 支障はない 支障がある
認知症
認知症
認知症には認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)というのがあります。MCIは健常者と認知症の中間の段階を指します。日常生活には支障ありませんが、そのまま過ごすと、約5年でその半数以上が認知症に進行するといわれてます。
MCIスクリーニング検査
「MCIスクリーニング検査」は、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の兆候を早期に発見できる血液検査です。アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβペプチドの蓄積を検査することで、軽度認知障害(MCI)のリスクを調べます。
APOE遺伝子検査
アルツハイマー型認知症はアミロイドベータペプチドという老廃物が脳内に蓄積され神経細胞を傷害し発症するといわれてます。このアミロイドベータペプチドの蓄積や凝集に関わる物質のひとつがアポリポタンパク質Eで、それを司るAPOE遺伝子を検査します。この検査に関しては遺伝子検査であるため生涯で1回の検査で済みます。
検査費用
検査の内容 金額
MCIスクリーニング検査 採血+認知機能検査 25,300円
APOE遺伝子検査 採血+認知機能検査 19,800円

こういった検査をすることで認知症のリスクを知ることが可能です。
まずは“ご自身がどうなのか”を知るためにも、是非オススメの検査だと思われますので、お問い合わせいただければと思います。

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