ACS2次予防の厳格管理を目指してin北九州
今日はACS2次予防の厳格管理を目指してin北九州と題して、小倉記念病院循環器内科の先生方を中心に曽我先生のご講演、その後ディスカッション。まずはオープニングリマークスに小倉記念病院副院長で循環器内科主任部長の安藤献児先生より心血管疾患の動向とLDLコレステロール管理の重要性をお話し頂きました。特別公演の循環器内科部長の曽我芳光先生から“ASCVD二次予防におけるLDL-C管理”と題したご講演で、動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)二次予防およびACS(急性冠症候群)患者のにおける厳格なLDLコレステロール管理の重要性と、PCSK9阻害薬(特にsiRNA製剤レクビオ等)を活用した治療戦略、およびチーム医療の実践例のご講演頂きました。特別公演の後は小倉記念病院循環器内科部長の道明武範先生座長のもと4人のパネリスト交え”ACS退院後の脂質管理を地域でどう支えるか”をテーマに、要は患者さんのために如何に病診連携をとるか。特に新たな潮流としてACS後の二次予防で、LDL-C目標55mg/dL未満の達成とPCSK9阻害薬等の継続治療に向けた重要性が議論されました。病院側は急性期の強力な治療導入と多職種教育を担い、かかりつけ医はエビデンスに基づく丁寧な説明や家族の巻き込み、難渋例の基幹病院への相談・紹介など連携取り、その双方の連携で継続的な脂質管理を患者さんへの提供の必要性が議論されました。ここでいうPCSK9阻害薬はsiRNA製剤レクビオですが、この脂質異常症治療薬レクビオは2023.11月に薬価収載された注射剤で、これがまた高額薬剤で、注射剤(皮下注)ということもあり、患者さんへの負担も”大”ということもありますが、現状LDL-Cは”Lower is better”といわれており数値が低ければ低いほどいいということで、ここでいう”二次予防”=心血管の病気をした方を指してるので、そういった既往のある患者さんに更なる心血管疾患予防でのより強力な治療目標と、改めて感じさせられた講演会でした。ありがとうございました。




